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Z世代と考える「これからの社会価値」BE+Social NEXT #3

NECのブランドエクイティ・イニシアチブは、“Listen & Exchange”(市場の声に真摯に耳を傾け、それを企業価値に転換する)をテーマに活動しています。
本マガジン「BE+Social NEXT」では、Listen活動の一環として、これからの社会を担う次世代の価値観や意見に耳を傾けながら、「これからの時代に求められる社会的価値とは何か?」を考えていきます。
今回はグローカルセンターさんと共同で行った活動をご紹介します。


GLOCAL×NECワークショップ

■実施日
2024年9月18日(水)
■協力団体
認定NPO法人グローカル人材開発センター

グローカルセンターさんは「風通しのよい社会を創る」を理念に、未来の象徴である若者一人ひとりの色が発揮され、多様な個が自由に幸せに生きる開かれた社会の創出を目指し、2013年から活動を開始したNPO法人です。活動開始以来、企業や官公と大学(学生)を繋ぐ様々な活動を実施しています。

当日の内容を参加した学生の視点でレポートしていただいています。
こちらもぜひご覧ください!

挑戦したい!!でも…お金や環境の不安がまだまだぬぐえない

社会からの期待を考えるワークでは、学生が普段感じている不安や欲求からこれからの社会にとって本当に必要なものは何か、を考えていきました。
最初は、「受験勉強って苦しいよね」や「もっと時間やお金がほしい、自由になりたい!」といった個人的な話を少しずつしてましたが、徐々に、

  • 多様性が社会として当たり前になった一方で、多様性の押し付けが広がっていないか

  • 日本では会社に入るために苦労し、更に、働いているのにお金がないといった声をよく聞かないか?

  • 高齢化社会が顕在化してきている上に、まだ勉学や部活動などに励みたい若者が家庭や金銭面を支えるといったヤングケアラ―が身の回りで増えていないか?

  • 地元を盛り上げたいから就職は地元でしたいけど、会社は東京一極集中しているから就職をするには上京する必要が出てくる

といった、社会の問題を中心に話し合いが進んでいきました。
学生が挙げた課題には「挑戦」「多様性」に対する意見が多く挙がっていました。一方で、日々の生活の中でいろいろな制約を感じている様子がうかがえました。

最後の発表では、どのチームからも今後は平等な機会が社会全体に設けられる、フラットな社会になっていってほしいというメッセージが強く込められていました。

今回のワークショップは少人数かつアットホームな雰囲気の中で進んだからこそ、参加者それぞれが率直な意見を出し合うことで深く尖った議論ができたのだと思います。
今後も、Be+Social NEXTの活動を通してこれからの社会を担っていく若者の声をどんどん引き出していきます。
次回の更新もお楽しみに!