【告知】石川県立図書館で参加無料のマジックショーを開催します!
ヤマギシルイのライフワークである『小説をモチーフにしたマジック』の一部を、石川県立図書館にて披露します。
◆2023年8月6日(日曜)10:00~/11:00~/13:00~/14:00~
◆入場無料
◆7月11日(火)より下記URLにて受付開始https://www.library.pref.ishikawa.lg.jp/category/event2023/3210.html
僕にはめずらしい、どなたでも参加できる「オープンイベント」(普段の出演先は企業パーティーや結婚式といった参加者限定のクローズドイベントが大半)であり、また「参加無料。ですので、ご家族での夏休みの想い出やデートなど、お誘いあわせのうえでご参加、また、ご興味のありそうなご友人にお伝えいただければ幸いです。
ちなみに「定員:各回15名」「対象:小学校高学年以上」とありますが……
◆各回とも少人数なら増員可能
◆未就学児でもおとなしく読み聞かせを聞けるお子様なら大丈夫
……ですので、なにかあれば図書館までお問合せください。
さて、以下、「小説をモチーフにしたマジック」について、少々。
着想を得たのは、2018年くらいだったと朧気に記憶しています。
2019年、アメリカのマジック・コンベンション(国際会議)である The Rocky Mountain Session に日本人初出演者としてヘッドライナーに抜擢、招聘されたさい……
一般観客向けのパブリック・ショーである The Denver Magic Show にも出演をしてきたのですが……
個人的な課題として「英語の台詞による演出が、どこまでちゃんと通用するか」の挑戦があり、そのために演じたのが〈相互理解と平和〉をテーマにした、とあるカードマジックでした。
重要なキーワードをショーの最中に失念するというハプニングがあったにもかかわらず(冗談めかして目の前で堂々とスマートフォンで検索したところ、会場が地下で電波がないという更なるアクシデントに見舞われたのは良い想い出です)、好評をもって受け容れられ……
ご覧のとおりのスタンディング・オベーションをいただくことができました。
(ちなみにこれは自慢ですが、このときの渡米で出演したすべてのショーでスタンディング・オベーションをいただいています)
そんなわけで「この方向性であれば、観客の人種や民族や文化を問わず、ちゃんと世界に通用する」という実感を得たのですが……
2020年の独立開業直後に見舞われた、新型コロナウイルス禍にともなう飲食店時間短縮要請をうけ、創作や表現研鑽のための大量の時間を確保できたのをこれ幸いと、当時のレパートリーに対して全面的に小説をモチーフにした演出や台詞を展開し、そして、年末には「小説を愛する®」および「小説を愛するマジシャン®」を商標申請(現在は取得済)しました。
2021年、国内最大のマジック表彰イベントである The Japan Cup 2021 にて、 観客の至近距離でマジックを見せる「クロースアップマジック 」 の分野の国内最高名誉とされる「ベストクロースアップマジシャン」を受賞し、同年3月には東京・六本木では受賞記念講演「文字のない物語」を開催したのですが……
その原動力のひとつこそが、この「小説をモチーフにしたマジック」だったのではと思っています。
そんな、名実ともにヤマギシルイを象徴する「小説をモチーフにしたマジック」を、この機会にぜひ、ご覧ください。