インスタグラム広告を効率よく使う
こんにちは!イノベーションチームのゆうちゃんです!
前回は「間借りで寿司を営む」という記事では、スタッフの独立支援として店舗の営業時間外である深夜に「ヨルズシ」として営業してみる!のプロローグ的な記事を書かせていただきました。
※只今、新型コロナウィルスの感染拡大防止により店舗が22時閉店となっている為、「ヒルズシ」としてお昼の時間帯を間借りさせていただき、握り10貫+αで2500円のコースにて営業をしております。
ヨルズシ(ヒルズシ)の特設ホームページはこちら
さて、僕が荒木悟(今後は以下サトルとして書かせていただきます)に投資として使った広告費用ですが、
インスタ広告を3000円分ぶちこみました。それだけです。
インスタ広告について
3つの設定
インスタグラムで広告を出す際に設定できるのは
・地域
・興味(よくLIKEを押したり、ハッシュタグをつけるジャンル)
・年齢と性別
の3つです。
これを絞るためによくサトルと話し合い、プロダクトアウトとしてどんなお客様にきて欲しいか?
マーケットインとしてどんなお客様ならきてくれるか?
と、お店のイメージについてかなり語り合いました。
自分のやりたいお店、その範囲内での売れるお店を分析しておかないと集客効率が悪くなる→広告費用が勿体なくなりますので。
この広告を届けてヒットしていただけるお客様が興味を持つお店のイメージはこちら
赤羽にある
深夜営業※
寿司が食べれる
※現在は時短営業の為ランチ帯に営業していますが、当時は土曜日の深夜に営業しておりました。
・地域の設定
まず赤羽駅前に店舗を構えているので、最小規模である「北区」を選択。電車の終了した深夜帯でもご来店いただけるお客様をマークしました。
あとは、川口周辺!
終電をのがしてもギリギリ歩いて帰れる…タクシー距離も近いので安い。しかも翌日は日曜日なので、赤羽の深夜帯にまだ結構なお客様がいらっしゃるんですね。
というわけでリーチ設定した「地域」はこんなかんじです。
店舗から半径5kmを囲い込みました!
・興味、関心の設定
これは閲覧履歴でカテゴリー分けされている「行動ターゲティング」です。
1番悩みました〜
「寿司」もいいけど、「深夜」のほうがヒットしそうだし…
例えば想定しているターゲットが「寿司」のみだとすると、
深夜に来ててくれるぐらい本当に寿司好きの人は「○○寿司」など店名に限定してインスタグラムを閲覧しているんですね…もう行きたい所、行ったところを既に決め打ちされているので、これでは勝ち目がない。
しかしながら何ヶ月も待つ寿司屋を予約したりと、お寿司が好きな人って結構時間帯問わずなところがありますよね。ヒットの可能性は少ないですが設定として入れてみました。
カテゴリはいくつか設定できるようです。
次はなんと「居酒屋」として設定しました!
決め手は2点。
①本当は「深夜」というフレーズがよかったのですが、インスタグラムに「深夜」というカテゴリは存在しないんです。
Twitterのような「今」を発信する「時間に特化したSNSと違い、
インスタグラムは「過去」を公開する「地域」に特化したSNSということ。
②前提として、「寿司」をよく閲覧する人よりも「居酒屋」をよく閲覧する人のほうが深夜の営業にヒットしやすい。
この2点を踏まえると、
Twitterでは
寿司→「おいしい!」
居酒屋→「終電のがしてまだ飲んでる」
インスタグラムでは
寿司→「美味しかった」
居酒屋→「朝まで飲んだ」
「深夜」に来てくれそうな人は「居酒屋」で興味を持ってくれるかな〜と
というわけで設定はこのとおりです。
・年齢、性別の設定
こちらは悩まずに「21〜49の男性」で設定させていただきました。
・お酒が飲めてだいぶお金の貯まってきた社会人(高卒の野心家エンジニア等も含む)
・自らの決めたスケジュールで時間を作れる40代富裕層
・50代以上はご家庭を意識しますので今回は外させていただきました
・これに至っては調査数値が偏見になりますが、女性は1人で深夜の予約がなかなか少ない
さて、3つのターゲット設定が決まりましたので最後に投入金額の設定です。
広告金額の仕組み
まずはインスタグラムで広告を出したとき、どの状況で金額が発生するかを知識として調べました。
①CPM
Cost Per Millの略で、広告1,000回の表示ごとに課金が発生
②CPC
Cost Per Clickの略で、CTAボタンのクリック1回ごとに課金が発生
③CPI
Cost Per Installの略で、広告経由でアプリがダウンロードされるごとに課金が発生
※アプリ広告の場合にのみ適用される課金方法
④CPV
Cost Per Viewの略で、広告の視聴ごとに課金が発生します。
※動画広告にのみ適用される課金方法
今回宣伝したいのはアカウントを知ってもらいたいだけで、アプリダウンロードや動画でもありませんので、①CPCと②CPMだけに金額が発生します。
つまり次に説明する「設定」次第で無駄に再生数を重ねて3000円使うよりも、コンスタントにプロフィールへクリックしてもらうことが重要なんですね〜
金額の設定
広告の金額設定には2種類あります。
・金額の上限
・広告を何日間打ち出すか
2点をまとめて説明させていただきますと、まず上限は3000円と決めていました。
重要なのは「広告を何日間打ち出すか」です。
※1日だけで3000円使うのか、1ヶ月かけて3000円つかうのか。
ここで自分のアカウントののインサイトを見てみます。
圧倒的に月曜日に見てもらえてない…笑
明らかに
営業は土曜日深夜(金曜日には予約)なので、逆算して火曜〜木曜までの3日間で3000円を設定しました。
これで広告の設定が完了しましたのでまとめて設定内容をご紹介します。
・地域→赤羽から半径2km
・興味→居酒屋
・年齢・性別→21〜49の男性
・上限→3000円
・期間→火曜日から3日間
結果
ここまで長い文章でご説明させていただきましたが、広告を出すための所要時間はクレジットカードの登録も合わせて4,5分くらいでした。
さて、集客効果はあったのかどうか?ですが、
「インスタ広告で知った」とお声をいただいたのは、ご来店8組様中4組様。
売上としては30,620円でした。
この段階では売上に対して10%の広告費となってしまいます。
一般的には5〜10%が平均とされています。
これは満足できないですね〜
ただ、今回のインスタグラム広告は最初で最後の広告費になります。
ここから5営業日のうちに宣伝費を使わずに216,990円の売上を立てて広告費を1.3%に下げるプランを先に企画しておきました。
その内容はまた次回の記事にて!
今回は深夜寿司を宣伝する為のインスタグラム広告設定についてご紹介させていただきました〜
最後までお読みいただきありがとうございます!
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