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コスパもタイパも重視!世代を越えて受け継がれる子どもの英語力を伸ばし方


子どもに英語を効果的に学ばせることは、将来に向けて非常に価値のある投資と言えるでしょう。その一方で、どこで何にどれだけのコストを費やすべきか、悩む親も多いと思います。

本記事では、効果が見込めそうな方法に集中投資ができるように、コスパもタイパも重視する英語学習方法について書きたいと思います。



実際にこのやり方を通して5歳の娘の英語力がどの程度なのかにも触れますので、最後までお読みくださると嬉しいです。


英語学習における「コスパ」と「タイパ」の捉え方

「英語を不自由なく使いこなせる」という目標に対して、子どもの貴重な時間を出来る限り奪わずに実力をつけさせたいですよね。


先に「英語学習におけるタイパ」の捉え方ですが、効果的な英語力が身につくと、子ども本人だけでなく、そのまた子どもへ…と世代を越えて英語強者になれることは、私たち夫婦が受けてきた教育から実感しています。


私たち夫婦(日本人)は全く別の家庭で育っていますが、どちらも最初に英語と出会ったのは家庭で、それも未就学児の時でした。



夫婦で何度も意見を交わしてきていますが、世代を越えて受け継がれるような英語力を身につけるために「早期に英語に触れさせる」こと、そのために高額な教材は「必要ない」ということで意見は一致しています。

では、世代を越えて受け継がれる英語力を、できるだけコストを抑えて身につける方法やポイントは何か?を、実体験を元にいくつか紹介します。


実体験を元にしたおすすめ実践方法とポイント

1. 長時間を単発よりも短時間でも毎日取り入れられる方法を選ぶ

長時間集中できない子どもが継続して英語に触れることができるように、短時間でも毎日取り入れられる方法を選ぶことをお勧めします。


短時間で触れさせることで、勉強的な触れ方になりづらいことや、英語が日常生活に必要なものであるイメージをつけやすいこともメリットになります。


たとえば、読書(読み聞かせ)やショートコンテンツ視聴など子どもの好きな分野について、毎日少しずつ英語でも体験することで、楽しみながら英語に触れることができます。


更に、やりっぱなしにせず、インプットしたことについて親子で会話することで、アウトプット力がつくだけでなく、親も子どもの理解力を測ることができます。

最初のゴールは、子どもが英語を聞いて何となく意味がわかることなので、質問やアウトプットは日本語でも良いと思います。


はじめから長時間のインプットを行うと、子どもの集中力が続かないだけでなく、毎日継続するハードルが上がってしまうので注意が必要です。


また、週に1回や2回と頻度が少ないと、英語が「その時間(限定)のもの」という立ち位置になり、生活必需品であるイメージがなくなってしまうので、子どもにとってやらされ感を感じやすく、習い事や勉強のように感じやすくなる可能性が高まります。



この点で、週1回1時間英会話スクールに通わせるだけで英語を身につけさせるというのは、ややコスパ・タイパ共に悪いかなという印象です。週1回英会話スクールでインプットが行える環境であれば、残りの6日は10〜15分だけでも別の形で英語に触れる・アウトプットの時間を設けることで、英会話スクールで習ったことを更に活かすことができそうです。


娘の場合は「日本語はもちろん、英語も私の生活に関係のある言語だ」と早くから感じられるように、英語の絵本は見えるところに置くなどの工夫をしてきました。


首が座った頃から、最初は日本語の絵本を中心に読み聞かせを始め、次第に娘が興味を持った英語絵本から順番に…と英語にも触れさせるようにしました。


この生活環境もあってなのか、5歳になった今まで1度も「なぜ英語を使うのか?」「英語じゃなくて日本語で話して」と言われたことはありません。本人は、疑問にすら思っていないかもしれません…。


また、親の経験からすると、娘にとっても英語が生活に根付いたものとして認知されていて、恐らく英語に対して好き嫌いの感情もない気がしています。

本項の関連記事として、よろしければ下記も覗いてみてください。



英語が日常的に使われるものだと子どもが感じられるように、そして子どもが継続して触れられるようハードルを下げることの2点で、短時間で長く続けられる方法を模索するのが良いと考えています。

2. 単語ではなく文章で英語に触れる機会を増やす

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