インターネット調査室: 「円、1ドル151円台に下落 1年ぶり円安水準」 <ー 南米化する日本
今回は「円、1ドル151円台に下落 1年ぶり円安水準」についてコメントさせていただきます。
日本経済新聞: Oct,2023
「円、1ドル151円台に下落 1年ぶり円安水準」: ?
日本の輸出入のバランスは昔と違いほぼ均衡にて論理的には円の変動はあまりないはずなのですが、現実は違う気がします。
何が違うか?
貿易額が数字上バランスが取れていても、昔と中身が違うからです。
以前は、いま100¥ショップで売っているようなものも日本で作っていましたが今は、中国にお任せです。
ということは、安めのものは輸入しているわけで、円安なら値段が上がります。
かつ、経済のすべての基本原油はほぼ100%で、こちらも値上がりします。
ということは、全般的に生活費が値上がりします。
誰が一番割りを食うか?
低所得層です。
物品の最近の価格動向を見ていると以前スパーで100¥だったものが120-170円ぐらいになっています。
果たして、給与は20%-70%も上がっているのでしょうか?
上がっていません。
つまり、この差額は持ち出しです。
日本で貧困層が増えるのは当たり前です。
ここで貧困対策で、財政負担?
よって、国の力が弱くなりますます円安の悪循環。
最悪です。
これが円安の原因その1で、その2は?
「10月31日まで開いた金融政策決定会合で短期金利のマイナス金利政策を維持したことで、幅広い通貨に対して円売りが膨らんでいる」
つまり日銀が後押ししています。
結局、前回&今回も米国で教育を受けた方々、特に今回の植田和男総裁はマサチューセッツ工科大学経済学部大学院卒業でもとブリティッシュ・コロンビア大学経済学部助教授をするぐらいで、世界的に見てもエリートなのですが、結局米国ならば総裁の考えも正しいかもしれませんが、米国のやり方を日本で行ってもNGでしょう。
日本で「キャベツ人形」が流行らないのと同じです。
つまるところ、世界エリートから見た日銀の政策「どうしても2%のインフレを起こしたい」は正しくとも、結果は政策ミスだと思います。
日本は、欧米と構造が違うからです。
例えば、今の政策は黒田全総裁(ハーバード大卒)が始め、10年以上続いています。
失業率が減ったのは認めますが、工場が日本に戻って経済成長しているのでしょうか?
円安のお陰で国が相当貧しくなっているだけです。
これなら、経済成長しなくとも、通貨安定政策の物価上昇0%施策のほうがマシです。
この減少は、南米に似ています。
昔、コスタリカに行ってびっくりしたのは、コスタリカ コロンが対ドルで毎日下がるのです。
コスタリカは、中南米と比べれば治安がよく安定した国ですが、そのコスタリカでもそんな感じです。
つまるところ、買うもの、原油などはあっても、売るものが少なく通貨安となり、じわじわ国の力がなくなっています。
しかも毎日です。
今の日本もこんな感じではないでしょうか。
例えば、以前なら円安の時は株が上がっていましたが、最近は為替とあまり連動していないのがその証明です。
結果、この日本安に対抗措置が必要となります。
行き着くところはやはりファイナンスでカバーするしかないとの個人的結論でした。
具体策は個人 ヘッジファンドの方で公開をしていきたいと思います。
しかし、なんですかね、
エリート大学を出ればいいというものではありませんね~
日銀の政策を見ているとどう思います。
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