インターネット調査室: 「覚醒剤の密輸未遂 インド国籍男性に無罪「故意と認めるには疑い」」 <ー 国際的にみておかしな判決、というか信じられない。同じケースでマレーシアでは日本人女性が2011年に死刑判決を受けています
今回は「覚醒剤の密輸未遂 インド国籍男性に無罪「故意と認めるには疑い」」について見て行きましょう。
毎日新聞: 15 Nov,2023
「覚醒剤の密輸未遂 インド国籍男性に無罪「故意と認めるには疑い」」: ?
この判決、実は相当おかしい。
「覚醒剤をスーツケースに隠して密輸しようとしたとして覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)と関税法違反(密輸未遂)に問われたインド国籍の男性(72)に対する裁判員裁判の判決で、福岡地裁は15日、無罪(求刑・懲役10年、罰金400万円)を言い渡した。男性は覚醒剤の運び屋として起訴されたが、冨田敦史裁判長は「違法薬物が隠匿されているかもしれないという、具体的で深い疑念を男性が有していたとは認められない」と判断した」
こんな判決を出していますが、このケースでも大昔私の業務をしていた、インドネシア、マレーシア、シンガポール、ブルネイでは「死刑判決」でもおかしくありません。
つまるところ「麻薬を持っていた時点で死刑確定」です。
「男性が不審物がないかスーツケースの中身を点検していたことや、以前に運搬を依頼された荷物に違法薬物が入っているのを見つけて運ぶのを拒否していたことなど」
でも、結局はこんでいるんですよね?
「密輸の故意を認めるには合理的な疑いが残る」
で、日本では無罪なのですか?
こんな判例をだすと、大量にこのシステムを利用する輩が出てきます。
日本ではないようですが、東南アジアなどでは欧米人や日本人も引っかかり、死刑判決を受けています。
AFP: 25 Oct,2023
「覚せい剤持ち込んだ日本人女性に死刑判決、マレーシア」
「竹内被告は、ある男にだまされてメタンフェタミンが入ったかばんを運ばされただけで、自分は中身を知らなかったと証言していた」
今回のケースが通じるなら、もうやりたい放題になるでしょう。
実は、氷山の一角で欧米人の親切な人々も引っかかり、逮捕されていたりします。
自国民が同じことをして死刑、日本では無罪、外国人に判決があまりと言っても良いでしょう。
繰り返しますがこのインド人は物を預かり、日本へ持ち込んでいるんですよ、無罪などおかしい判決が国際常識です。
これで、無罪判決なら運び屋は全員「意思がなかった」で無罪になってしまいます。
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