社員A / 社員Aの世間観察:「米国産LNG 世界第の3割へ」 <- ロシア21世紀最大の皮肉になり得るか?
今回は「米国産LNG 世界の3割へ」についてコメントをさせて頂きます。
日経新聞 2023年3月11日朝刊によりますと「米国産LNG 世界第の3割へ」との見出し。
調査会社ライスタッド・エナジーによると現在米国は、世界のLNGの2割を占め、2030にLNG生産量は米国が世界の3割の勢いとのこと。
ロシアの欧州向けガス供給が激減する中、欧州や中国企業と長期契約を交わし複数の米国プロジェクトが年内にも取り掛かる計画。
現実的には、全部が全部米は予想していなかったとおもいますが、ロシアがウクライナへ攻め込んだために「ロシアからのガスの供給」は停止させてもらう宣言をしたのはいいのですが、かえってロシアが信頼を失い、米国産のLNGにたよりだし、救世主に思われるのは皮肉ですね。
ついでに、ロシア製の武器のポンコツさ露呈し、これまた米国のジャベリン(FGM-148)などの受注が大量に世界から入り、米国に利益をもたらしています。
21世紀にもなって、19世紀の思考回路なのでしょうがない面もあり、当然の帰結かもしれません。
21世紀も始まったばかりですが「今世紀最大の皮肉」になるかもしれませんね。 ちなみに20世紀最大の敗者は旧ソ連ではありませんでしたか?
22世紀まで、私は生きられませんが、可能なら22世紀へ行き21世紀を総括した本でも読んでみたいものです。