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美容室経営|美容室の将来について考察してみる|長期繁栄美容室経営

どうも、

マサキタカシでございます!

本日は美容室経営の将来について考えてみます。

5年後10年後とかレベルではなく30年後レベルで考えていきます。

例えば現在30歳の美容師さん、美容室経営者さんの30年後って60歳です。

どうなってるのか想像しただけで怖くないですか?

というかリアルに想像できませんよね?

現状が10店舗以上ある美容室だと30年後の未来の想像ができたり、イメージが沸いていたりする方もいるかもしれませんが、

ほとんどの美容室、美容師がそうではないのが現状です。

美容室が短期的に繁盛店になることはさほど難しいことではありませんが、長期的に繁栄サロンになるということはとても難しいことなのです。

だから僕は今会社として組織力の強化と規模の拡大の道を歩んでいます。

そんな僕が考える理想の長期繁栄サロンの条件みたいなものをいくつかあげていきます。


①求人問い合わせ

現代の美容室は信号機の数以上に多く存在しています。

そんな星の数ほどある美容室の中から働きては自分に合った美容室を選んでいます。

まさに現代社会と同じ買い手市場なわけですね。

買い手市場において、圧倒的に勝つには業界No.1のシェアを奪わなければいけません。

だから僕はイキイキと働きやすい美容室という分野においては圧倒的No.1にならなくてはいけないという危機感の元、日々経営をしています。

この求人問い合わせが減ると組織としても次のステップに進みたくても進むことはできません。

人が集まる、求心力の高い美容室を創ることが長期繁栄サロンになるには最も大切なことです。


②離職率の低下

どれだけ求人問い合わせが多くきても、この離職率の低下を作れない組織は時間と共に淘汰されていきます。

僕も以前は入社するスタッフのほとんどが1年も続かない間に離職して行ってました。

この離職に関しては本当に難しいところなのですが、離職の90%は経営者(会社)の責任と言えるでしょう。

認めたくないところですが、認めない限り未来はありません。

僕もとても苦しい時期を過ごしましたが、自分自身を省みらなければ、今はなかったでしょう。

この離職率を低下させていくために、まずは利益を使っていくことが長期繁栄サロンになるための秘訣だと考えています。

多くの美容室経営者はちょっと儲けが出ると、自分の私利私欲のために利益を使いがちですが、それだと絶対に長期繁栄サロンにはなれないでしょう。

儲かった利益をまずはスタッフが働きやすい環境に投資しまくる。自分を二の次に考えて行動できなければ、離職率の低下は不可能です。

ただどんなに雇用環境・条件がよくとも、離職がなくなるわけはありません。

そこに気づくか気づかないかが、長期繁栄はもとより、多店舗展開の別れ目にもなります。

離職率低下を目指し、雇用条件と会社の器を大きくしていきましょう。


③教育システムの充実

入社したスタッフが早い段階で会社の主力として活躍していくにはこの教育システムの充実が欠かせません。

特に美容師は感性でお仕事する人がほとんどです。よってセンスの良い人、センスの悪い人で仕事の結果が大いに変わってきます。

個人の努力は当然必要なことですが、結果の違いを個人のスキルの差にしてしまうのは経営としてはナンセンスです。

それでは長期繁栄サロンは作れません。

教育システムの充実をはかり、誰もが短期間で高い成果の出せるような教育システムを持つことで安定経営が可能になります。

美容業界では1人前になるまでにおよそ3年前後の期間を要しますが、それでは非効率すぎるのです。

短期育成、そして早期に生産性を上げることのできる教育システムを持つことで、長期繁栄サロンにまた一歩近づくことができるのです。


④キャリアアップできる環境

人は年齢を重ねていくものですが、加齢と共に働き方のシフトチェンジができなければ長期繁栄サロンにはなれないと考えています。

40歳で月22日働いていて30万の収入を得ているとして、20年後の60歳で同じ日数勤務して同じ給料って考えたらどうですか?

多くの方が60歳の頃にはもっと少ない勤務がいいって思うのではありませんか?

ですが少ない給料で良いという人は少ないと思います。

美容室が長期繁栄サロンになれない、大きな理由が

【売上=給料】という図式があるからだと考えています。

自分の売り上げが上がれば給料が増える。自分の売り上げが下がれば給料が下がる。

まあこれが業界の当たり前かもしれませんが、これだとしたらほとんどの美容師が年齢と共に給料が下がっていきますよね。

それだと何のために長く続けてたのかもわかリません。

一般的な会社ではそんなことはなく、年齢と共に確実に昇給はしていきますよね。

この【売上=給料】の図式を破壊するために、美容室はある程度拡大していき組織化していく必要性があると思っています。

この課題がクリアできれば長期繁栄サロンに大きく前進ですね!


30年後を考えると進む道は限られてくる

明日地震が来るとわかったら、今夜どうしますか?

当たり前に地震に備えますよね。

このように将来は誰にも必ずやってきます!

そう考えると僕が考える美容室経営の行き着く先は2つ。

1つが個人経営です。自分一人、家族で経営するスタイル。

何歳になっても自分一人でお店を切り盛りして、何歳になっても自分を必要としてくれるお客様を施術して生きていくスタイルですね。

もう一つが組織として拡大して行きながら、年齢を重ねてもキャリアアップして、働き続けれる環境がある会社スタイル。

今回のタイトルのように長期繁栄サロンをテーマにすると必然的に進む道はひとつしかないんですね。

だからこそ僕は経営をしています。

今いてくれているスタッフとこれから新たに仲間になってくれるスタッフ。

そして自分自身の為に、きついことがあろうが、何があろうが、登る山は一つです。

将来のことや自分が何をしたいのか?ということをしっかり考えることはとても大切なことです。

皆さんも自分の将来やお店の将来、スタッフの将来のことを、時間をかけてじっくりと考えてみてください。

何か気づきがあるかもしれませんよ☆

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