混合状態
2020年から2021年にかけての年末年始、例年通り鬱症状で過ごしました。自分でも不思議に思うくらい、毎年決まってこの時期は気分が沈みます。
年が明け、そんな時期も過ぎて気分も上がり、過眠の症状も急激に収まってきました。喜ばしいことのようにも思えますが、極端な睡眠時間の減少具合から判断するに、どうやら躁転のようです。そして今回は操状態というより混合状態みたいです。
強い希○念慮。漠然と「消えてしまいたい気分」ではなく、実行手法の脳内検討を伴う明らかな希求。そんな鬱症状に加えて、躁的な症状である買い物依存も同時にあります。
この欲求、かつてはAmazonなどでの本やCDの衝動買いで満たされていたんですが、最近はもっぱらネット証券での投資です。さらに悪いことに徐々に感覚が麻痺してきていて、ポートフォリオはハイリスク・ハイリターンの商品にシフトしてきています。ギャンブル的要素が大きければ大きいほど、より「○」を意識から遠ざけ、強く「生」を実感できるのだから仕方ないとも言えます。同じギャンブルでも宝くじや公営ギャンブルに手を出さないのは、これらは運営側がごっそり持っていくので期待値が極めて小さいし、当落に関して自分で制御できることが少なくて暇そうだからです。
証券会社のホームページでスクリーンに映し出される金融資産の評価額は、あたかもゲームのポイントのように見えます。現ナマには結びつきません。そう。単なるゲームなんです。勝ったら嬉しい。負けたら悔しい。ただ、それだけ。でも負けたら早めに人生終了だけどね。解ってはいるんだ。
生存を継続するためには無駄に危険を冒さなければならない。けれども、同時にその危険は破滅を決定づけるかもしれない。因果なものだね。
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