【SLAM DUNKから学ぶ】大谷翔平が認める、仙道彰という最高のプレーヤー※ネタバレ注意
THE FIRST SLAM DUNKにてマニアなら一瞬でも見逃さなかった、桜木の過去の回想で現れた最高のプレーヤーであると思われる仙道。
なぜ最高のプレーヤーなのか?
本当は映画で見たかった
流川との関係性から悟る仙道の凄さ。
スラムダンクの原作のエースとして
深く印象に残るのは
湘北 流川
陵南 仙道
山王 沢北
この3人が強く、そして関係性として
深い因縁じみたようなモノがある。
結論として先に書けば仙道という
プレーヤーは全国インターハイを含め
私は最も最高なプレーヤーだと思っている。
それは何と言っても常に冷静でいる事ができる
メンタルの強さだ。
コート上の誰もが熱くなって周りが見えなく
なっている中、チームメイトを冷静に落ち着かせ、
それぞれのプレーヤーのパフォーマンス力を高める事が出来る。また何と言ってもこの分析力の高さだ。
指揮官である監督がヒートアップして、
感情論で当たっている最中、
相手の力量を即座に見抜いている。
スピード感を求められる球技のバスケにおいて、
最も必要なものではないか?
現に『THE FIRST SLAM DUNK』の映画で
わかりやすく表現されているのは、20点差以上離された状態で、桜木を導入した際に、
山王の堂本監督は、湘北の安西先生の策を読み違えている。
オフェンスリバウンドを取りに行けば奇跡の逆転が出来る案を桜木に託し、見事に湘北チームから試合会場の観客まで巻き込んでいくミラクルを起こしたのだ。
それくらいバスケットはもとい
スポーツの世界にとって瞬時の判断は非常に
大事である。
また、そもそもの個人の能力が非常に高く、
得点が欲しい時は自らが、先頭に立ち、
鬼の如く点をとりにいける。
まさにスーパースターだ。
そんな仙道が全国大会に行く前の流川に
唯一勝てなかった相手がいると、話したのが、
最強山王のエース沢北だ。
流川には北沢と教えていた為、
試合途中で、それは沢北の事だ!!!
と気づき、仙道に勝てなかった流川は
仙道のアドバイスを思い出す。
そのアドバイスの仕方がまた絶妙に良い。
湘北と陵南はライバル関係にあり、
流川と仙道もライバルなのだ。
その事を踏まえて、
猪突猛進な1on1思考の流川に
考えされるようなアドバイスなのだ。
つまり答え言ってない。
そして、
その意味を流川は沢北を目の前にして、
パスを出す事により、自分の勝負幅を広げるという
スタイルで答えを出した。
実は仙道のアドバイスには
最強山王戦を戦い抜くヒントが隠されていたのだ。
そして湘北は激闘の末、
エース沢北のいる山王を倒したのだ。
そして、この
仙道が唯一全国大会で勝てなかった沢北を
流川が倒した事により、
流川が、仙道を超えた?
と言うわけではないと私は思う。
沢北は山王戦の序盤は、
1on1で国内に自分より上のプレーヤーが
いない事に自負し、
集中力が散漫している。
そして、ワンマンプレイが目立ってしまう。
ここは流川との共通点にもつながっている。
それに対して仙道は、
チームの状態を見極め、
攻め、守り、を誰がいいかを自分を含め
ゲームメイクしてゆく。
ファードとガードを一流のレベルで
こなせる。
中学生時代に、仙道は沢北に勝てなかった。
そして、原作では高校生になってから、
沢北と仙道はマッチアップをしていない。
しかしながら
例え
1on1が沢北は国内最強でも、
最高のプレーヤーは
将来的な可能性を含め仙道であると私は思う。
そして、
桜木花道の恐ろしきにいち早く気づく、
彼の監察眼は、経営者は誰もがほしいと思える
おそろしい存在である事は間違えない。