停電!暗闇の中で見える心の光
土曜日の夕方、北海道の宗谷地方、上川地方の北部の広範囲で停電が発生しました。厳寒の北海道では、停電は命の危険につながります。幸い1時間半ほどで復旧しました。
さて、土日、明けての話題は、「停電の時どうしてた?」です。
「ライト探して、ロウソクみたいなの見つけました。」
普通の対応ですが、宝探しでもしているような楽しげな様子が伝わってきます。
「歌ってました。」
気を紛らわせるためでしょうか。これも面白いです。
「大富豪やってました。」
「おかし食べてました。」
これ聞いて、思い出しました。
北海道でブラックアウトになって大変だった日。まだ、残暑でした。
その時、何をしていたか。
当時、私が住んでいたまちでは「外で焼肉」が第1位。発電機動かして、投光器照らして、賑やかでした。
第2位は、外で星を見ていた。
私は、ヘッドランプをつけて、マラソンしていました。
そんなことで、暗い闇の中でも、楽しみを見つけて、不安になる気持ちを乗り越えることができる人の心は、明るい光のように感じます。
電気がなかった頃は、夜は、暗い世界で生きていたわけです。
電気を使うことに慣れてしまった私たちの生活を見直すチャンスかなと思いました。
暗闇の中でも明るい部分に目を向ける。
明るい中でも暗い部分に目を向ける。
「いつも心に太陽を」
大切なことです。
太陽に黒点があるように、物事には陰陽がある。
この見方を意識することで、心は強くなるのかなと。
心に闇があるから、膨大な光り輝く瞬間が生まれる。
停電は、不便です。
しかし、なぜか、「チャンス!楽しまなきゃ。」と言ってしまう。
それは、暗闇で見つける何かを大切にしたいからです。
おしまい