豊島ブートキャンプをはじめよう
6月19日から20日にかけてTwitterトレンドに「#豊島ブートキャンプ」が入っていたらしい(未確認)。
豊島ブートキャンプとは何か
発端は2023年6月18日放送の将棋フォーカス(Eテレ)である。
23年度上半期の将棋講座「初段を目指す!スキがない将棋」は豊島将之九段が担当しており、講座内では級位者向けの局面の考え方の解説とあわせて「とよぴーの将棋お悩み相談室」という1コーナーも設けられている。6月18日の放送回では以下のようなお悩み相談があった。
講座内でアシスタントをつとめる山口恵女流二段から時に「ドS講師!」とも言われる豊島九段のこのお悩みに対する回答は以下の通り。
放送後の豊島九段による補足ツイート。
「半年で9周できますね!笑」の破壊力。翌日には山口恵女流二段がハッシュタグを作成する。
そして豊島九段本人によるハッシュタグ投稿もあり、Twitterのトレンド入りに至ったと思う。
この継続のコツは詰将棋に限らず、あらゆる分野で物事の継続に非常に大事なことだと思うので心に留めておきたい。覚えておこうと記録用にこのnoteを作成した次第である。
豊島ブートキャンプをはじめよう
ハッシュタグには棋士や将棋関係者による様々な知見が集まっていたので、自分用も兼ねてメモ。
取り組みのコツ
戸辺七段による詰将棋トレーニング講座動画。個人的には「本を逆さまにしてもう1度解く」が目から鱗だった。その手があったか…!
アプリ
月額550円で1~3手詰ハンドブックをはじめとした詰将棋本や手筋本、問題集が解き放題。盤面を反転しての問題モードもある。
書籍
浦野八段による詰将棋の名著ハンドブックシリーズ。3手詰めは2種類ある。
ちなみに豊島九段の3手詰ハンドブック初見のタイムアタック結果は8分30秒である。
豊島九段がツイートで紹介していた村田顕六段による2手詰め本。Amazonでも購入できるが、こちらはマイナビ出版で購入すると、特典として解説手順の棋譜データ(kifファイル)がダウンロードできる。
終わりに
解く問題数にはバラつきがあるものの、今のところ10分ほどの詰将棋タイムを1週間続けられた。このまま1か月、3か月、半年と続けていって来年には多少詰将棋が解けるようになっていたいものである。
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