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毒親の種類

毒親と一口に言っても、その種類は多岐に渡る。

だから、私のエピソードを見ても「この親よりは、うちの親の方がマシだな」と思う人もいれば、「私の方が辛い、こんなのは甘え」と思う人もいるだろう。

そう思うのは自由なんだけど、そこに優劣をつけてもしょうがないと思う。

だって、子供が親のことを「毒親」と感じている時点で、「優」なんかでは絶対なくて、「劣」であることは間違いないんだから。


今日は、毒親と呼ばれる人をジャンル分けしてみる。

■支配タイプ

子供の自由や意見を尊重せず、自分の意志を押し付けようとする。
子供の行動や選択に対して過度なコントロールを行い、自由な意思決定をさせない。

■過干渉・過保護タイプ

子供を危険から遠ざけるために、過度に保護的な態度を取る。
子供の人間関係にも関与し口を出す。

■無関心・放任タイプ

子供の生活や興味に対して無関心で、子供が抱える問題や悩みに対して興味を持たず関与しない。

■体罰タイプ

物理的に体罰を加える。
片方の親が体罰を加えているのを見ても、もう一方の親は助けに入らない。

■批判タイプ

常に子供を批判し、自己評価を低くさせるような言動をする。
他人と比較して批判することもある。

■感情的脅迫タイプ

子供に対して感情的な脅迫や罰を与え、自分の望むように行動させようとする。

■価値観の植え付けタイプ

女子はこうあるべき、長女はこうあるべき、などと親の価値観を植え付ける。

■宗教タイプ

宗教を信じるあまり、子供にそれを強制させる。


細かく言うともっと別の種類があるかもしれない。

多くの方は、1つの項目だけではなく複数に当てはまるのではないだろうか。

タイプが違っていても……

我が家では、無関心、批判、価値観の植え付けがあった。

体罰も多少はあったが、当時の子育て世代ではそれが普通だったと記憶している。

今だと叩いたり怒鳴ったりするのは虐待に当たるけど、当時は許されていた。

過保護タイプと放任タイプは、性質が真逆なので理解し合えない部分はあるのかもしれない。


それでも、もし友達が苦しんでいると愚痴を言った時には、決して「構ってくれるなんて羨ましい」「放っておいてくれるなんて羨ましい」などと言わないであげてほしい。

どちらも苦しいことには変わりないのだから。

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