秋の夜長、次の一手をゆるっと検討中です。
M5Stack Creativity Contest 2021の締切に間に合わせようと、8月末から記事をとりまとめしておりましたが、先日無事提出することができました。
「夏休みの宿題」を提出し終えて、満足感に満ち溢れ充実の時を過ごしています。
私の場合、いつも雑なまとめ方をしていますので、内容はあまりよくないのですが、ともかくやり切りました。
自動潅水装置 SALZminiSolo2【AtomLite+WateringUnit】
投稿後、少しほっとして、またやりたいことがたくさんあふれてきて、どれから手を付けようか迷うようになりました。
実は今、遅ればせながらPythonを勉強しています。
あることがやりたくて始めたのですが、それができるかどうかはまだ見えていません。
ただ、想像のはるか上を行く学習教材の多さと、環境の充実度、仕事にも応用できそうな期待感から、夢中になって勉強しています。
ChromebookにインストールしたVSCodeでPythonが試せるのも学習がはかどる一因になっています。何か出来たら、またご紹介いたします。
今お世話になっているサイトはこちら
PythonエンジニアによるPython3学習サイト
「はじめてのプログラミング編」が私にとってはとても分かりやすく、全体を俯瞰することができました。Cプログラマーにとっては、{}で括らないスタイルに抵抗はあったものの、pipやimportでライブラリを引っ張ってこられるあたり、なかなかスタイリッシュな作りです。GUIまわりは意外に素朴で、安心できます。
SALZminiSolo2を作った後、現在は動作テストのフェーズに入っています。今の所、順調に稼働しています。WifiやAmbientへのデータ送信機能を省くことで、ずいぶん安定しているような気がします。
SALZminiシリーズは20日に1度程度の頻度でデータ送信が抜け落ちることがありました。水やり動作には影響ないものの、気になってしまいます。SALZminiSoloシリーズのようにシンプルな作りでよいのではないかと思うようになってきました。
今までにご紹介した装置の状況について簡単にご報告いたします。
【かんすい升】
この夏は、このかんすい升のおかげで、今までにない樹々の生長の様子を見ることができました。根腐れすることなく、多水栽培できるため、直射日光の元でも元気に育っています。毎年水切れさせていたレンギョウは葉を青々させたまま秋を迎えました。
小穴は時々、土や落ち葉などで詰まってしまうことがあります。しばらくは、キリを持って穴をあけ直していましたが、最近は、灯油を注ぐ「シュコシュコ」で強制排水するようにすることで、詰まりの原因となる土や落ち葉を取り除くことができています。ただ、通常排水用の小穴がよい仕事をしてくれていて、1時間程度で水が抜けてくれていますので、サイフォン機能がなくても十分使えています。
このため、次なる対策を試さず、このままで使用しています。
かんすい升に向く鉢と向かない鉢があることも分かってきました。レンギョウ、姫桑、黒松、長寿梅などは元々よく鉢が乾いていましたが、これらの鉢はかんすい升の中で元気に育っています。サルスベリは最初は調子良かったのですが、徐々に葉が黄色くなり元気がなくなりました。
【SwitchBot温湿度計モニター】
【ミニ百葉箱】
こちらもすこぶる順調です。作って満足している装置です。
気になる場所の温湿度を並べて計れるようになりました。
現在は、棚場、リビング、洗面所にSwitchBot温湿度計を置き、気が向いたときにモニタリングしています。
青が棚場、黃がリビング、緑が洗面所です。
ミニ百葉箱も毎日の水やりの際に、少し水が掛かりますが、きちんと防水して、SwitchBot温湿度計を守っています。もっともっと暇になったら、ミニチュアの百葉箱を丁寧に作りたいという気持ちは今でもあります。
棚場に設置した温湿度計は、直射日光に晒されると急に温度が上がります。うちの環境では、真夏は11時半ごろから日が射し始めます。
物件の検討をしているときに、フリーソフトの「日当たり君」を使って、事前シミュレーションしていました。
なので、おおよそイメージはできていたのですが、思った以上に直射がない感じでした。そのおかげで、この夏は寒冷紗なしで過ごすことができました。
緑色のグラフは洗面所の温度を計っています。風呂場の横で夜は洗濯物を乾燥機に掛けているので、どれ位暑くなっているのか興味がありました。
これから季節が変わりどのような変化をしていくのでしょうか。楽しみです。
【バードバス、野鳥観察カメラ】
こちらの装置にも日々の楽しみをたくさんもらっています。平日の昼間は仕事なので、カメラを見ることはできませんが、昼休みにカメラを見ながら食べてると時々リアルタイムで野鳥を見るとこができます。
休日は、鳥の気配を感じたらカメラをつけて様子を観察します。
ひよどり VS すずめ軍団 の小競り合い(動きが早くて様子がうまく撮れません)
【SALZmini】
こちらの装置はSALZminiシリーズの初代で、水やりと鉢のモニタリングができます。
黄色のグラフはカウントを表していて、正常に動作しているか見ています。装置をリセットすると0からになります。
ミニバラの蕾が膨らんできました。
最近、水分量を示すLEDの表示が高めになっています。気温が下がってきたからでしょうか。原因はまだわかりません。
下の給水タンクに藻がついて緑色になってしまう課題があります。これは給水タンクを透明なので藻が光合成して増殖しているようです。SALZminiSoloでは藻はできていないので多分そういうことでしょう。
初代だけにあまりスマートな作りではないですが、シンプルでメンテが簡単です。
【SALZminiSolo/SALZminiSolo2】
SALZminiSoloはWi-fiとAmbientへのデータ送信機能を省いた装置で、その後、マイコンをAtomLiteに置き換えたSALZminiSolo2として完成させました。暗闇でボワーッと光る様子がとても良いです。
ちょうどよいサイズのケースがなかったため、クリアファイルを切り抜いて箱を作りました。
機能的には問題なくきちんと動作していますが、棚場の中でかさばっているのと、やっぱりちょっと野暮ったいかんじがなんとかならないものか考えています。
そして今、SALZminiSolo3の検討をゆるっと始めています。
次なる目標は、
・スタイリッシュでコンパクトなフォルム
・下部タンクは不透明にする
・M5Stamp PICOを試してみたい(できれば)
です。
100均で素敵なトレーを見つけました。サイズ感がとても良いです。ここに穴をあければコンパクトに装置を作れそうです。
白いトレーに合わせる鉢もやはり白がよいでしょう。プラステラの鉢がよく似合います。
写真orリンク
今までのように立て挿しするのではなく、もっと安定する方法はないものか考えていたところ、横挿しはどうかなと思い試してみました。
プラステラの側面にスリットをあけ、水分計のセンサー部分が土に触れるようにして横挿ししました。
モーターが重くてバランスが悪いです。
これは今回は無しかな。。。でも、水分計だけの時はありかな?
結局縦挿しですすめることにしました。
穴をあけ、立ち上げました。
竹箸でつっかえをして安定性を確保しています。
装置の収納ケースは自作ケースをやめ、100均のプラボトルにしました。
ボトルの口をカッターで切り、側面にキリで穴をあけ、切り込みを入れます。ビニールテープを巻き付けて切り口を保護します。昔、子どもたちとペットボトルロケットを作って遊んでいた頃を思い出しました。
そんなこんなで悩んでいるうちに、ホームセンターで面白いものを見つけました。
リッチェルの底面給水ポットです。
本来の使い方は、底に水を張り、不織布を垂らし、底面から水分を吸い上げるものです。
サイズ感、安定感、価格面でもバツグンで、次回作の最有力候補となりました。
試しに組み上げてみました。
なかなか良い感じです。
水を貯める量が少ないため、給水時に水がなくならないか不安ですがこれは実際にテストしてみないとわからないと思います。
次はこちらも100均で見つけたケースです。
スリット鉢を重ね、底に隙間を作り出しました。
試しに組んでみるとこんな感じです。
こちらも給水時の水がなくならないか試してみる必要があります。
そしてあともう一案はひっぱりだこ飯の容器を使う方法です。重量感、容積は充分です。
固定のため、竹箸を挿してみましたがあまり美しくないので却下でしょうか。
マイコンもAtomLiteの次に試してみたいものが発売されました。
M5Stamp PICOです。
値段の安さとから検討していますが、今までのようにUSB Type-Cコネクタはありません。よりコンパクトに作れるのか、これから検討してみたいと思います。
さてさてどうなることやら。
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