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集中と分散の往復活動


情報過多。
これこそ現代を象徴する言葉だ。

毎日毎日、大洪水のように流れ込んでくる情報。

「現代人が1日に触れる情報量は、平安時代の一生分、江戸時代の1年分」
こんな言葉も聞いてことあるだろう。

私たちの目の前にはいつも
youtube、TikTok、LINE、Twitter、instagram
など数えきれないほど情報が用意されている。

食べ物で例えると、
ラーメン、ハンバーグ、からあげ、ピザ、ショートケーキ
そんなファストフードが毎日目の前にある状態。

それを毎日毎日食べていると「胃もたれ」を感じてきている人もいるのではないでしょうか。情報にたいして食傷気味になってきている人も少なからず見受けられます。

その典型が「SNS疲れ」や「デジタル断食」なる言葉の出現。

情報をいかに少なくするか
いかに情報を統制するかが重要になってた。


分散から集中へ


私たちの意識は、常にあらゆる情報に分散している。

読書をしていても、LINEの通知が鳴れば開いてしまう。
SNSのいいねが気になってのぞいてしまう。
不必要なニュースが通知で飛び込んでくる。
手持ち無沙汰で、すぐSNSをひらいてしまう。

これが「意識の分散」だ。


ひとつの物事を深く思考し、吟味することがなくなり
ゆっくり落とし込み、味わうこともなくなった。

youtubeで見た気になって
本で知識をつけた気になって
ニュースでわかった気になってしまう。

そこで、改めて養いたいのが「意識の集中」

多方向へのベクトルを
一点に集中させる素養がいま必要だ。


・資格試験に没頭する
・スキル学習に注力する

お風呂に入っているときも
寝る間際もこのことで頭がいっぱいになっている状態こそ
集中モードに他ならない。

しかし、仕事で忙しくなかなか学習の時間が取れないあなたに
「瞑想」が手っ取り早く意識集中をすることができる。

ベクトルを内なる自分に向ける時間
1日5分でいい。



分散が悪いわけではない
多くの情報から刺激を受け、着想や発想に転換することができる。

同時に集中もおろそかにしてはならない。

この集中と分散の往復活動が
脳にいろどりと幅をもたせてくれる。



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Takahiro Hasegawa / はっせー
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