「聴覚言語タイプ」がAmazon audible使ってみた
Amazonプライムデーについて紹介している投稿を見るとAmazonの各サブスクがプライムデーに合わせて無料キャンペーンをやっていると書いてありました。
その中で「Amazon audible」というサービスが最大3ヶ月無料と書いてあります。
audibleってなんだろう?と思って調べてみたところ、書籍の朗読が聴き放題のサービスらしい。
あれ?これってもしかして聴覚言語タイプの私にぴったりなサービスなのでは??と気づきました。
まずは認知特性の話から
認知特性というのは物事を記憶する際に「目で見た情報を処理するのが得意か」「耳で聞いた情報を処理するのが得意か」のような特性のこと。
詳しくはこちらのコラムを読んでいただくのがいいと思います。
認知特性は以下の6つ。
・情報を写真のように捉える「視覚優位」の「写真(カメラアイ)タイプ」
・情報を空間や時間軸で捉える「視覚優位」の「三次元映像(3D)タイプ」
・情報を映像化して捉える「言語優位」の「言語映像(ファンタジー)タイプ」
・情報をそのまま言葉で捉える「言語優位」の「言語抽象(辞書)タイプ」
・情報を音で捉える「聴覚優位」の「聴覚言語(ラジオ)タイプ」
・情報を音色や音階で捉える「聴覚優位」の「聴覚&音(サウンド)タイプ」
私の場合は、「聴覚言語タイプ」と「言語抽象タイプ」に当てはまります。
視覚的な情報を処理するのが全くダメで、人の顔や道順を覚えるのが苦手。
テスト勉強は教科書を音読(あるいは脳内で発声しながら黙読)して、ひたすら「音」で情報を捉えるタイプでした。
(自分の認知特性はこちらからチェックすることができます!)
本を読んでもアニメを見ても視覚情報に疲れてしまって集中力が切れてしまうことが多かったのですが、音声情報であれば無理せずインプットをすることが出来るのではないかと思い、「Amazon audible」を試してみることにしました。
「聴覚言語タイプ」がAmazon audibleを使ってみた感想
朗読で聞くのに適したジャンルが分からなかったので、なるべく色々なジャンルの本を聞いてみようと思い、「ビジネス書」「英会話」「ヒーリング」「小説」「ライトノベル」を聞いてみました。
また、シチュエーションも「家事をしながら」「出かける準備をしながら」「noteを書きながら」など試してみました。
結論から言うと、めちゃくちゃ良かったです!!
聴覚言語タイプの私にはぴったりなインプット方法だと感じました。
良かった点① 画面を見なくても良いのでマルチタスク向き
アニメやドラマを家事をしながら見ようとすると、どうしても目を離さなきゃいけない瞬間があるのですが、
audibleは音声のみなので、情報が途切れることがなく入ってくるのでノーストレスでした。
家事をしていると「耳だけ暇」という瞬間がよくあるので有効活用できそうだなと感じました。
良かった点② 情報が一定のスピードで入ってくる
私の場合は本を読んでいると途中で飽きて読む手を止めてしまったりするのですが、
朗読だと否が応でも情報が一定のスピードで入ってくるので、途中で集中力が切れても「なんとなく要点がつかめる」のが利点だと思いました。
良かった点③ 小説やライトノベルの朗読が聞きやすい
「こんなに沢山の本が登録されているということはきっとAIの音声だから発音が不自然で内容が入ってこないのではないか?」と心配していたのですが、自然で聞き取りやすい音声でした。
ゆっくりめに朗読してくれるのでスピード調整をして1.5倍程度で聞いています。
小説やライトノベルの朗読は特に本格的で世界観に没入できました。プロの声優さんが朗読されている作品があるのも楽しいですね。
ちょっと不便と感じた点①
「さっき〇〇って言ってたのってどの辺だっけ?」が本だと簡単に戻れるのですが、audibleだと分かりづらいのが本に比べると不便な点だと思いました。
ちょっと不便と感じた点②
難しい言葉が出てきたときに一発で頭に入ってこないです。
難しい専門書などは不向きなコンテンツだと思いました。
ちょっと不便と感じた点③
図が入っている本の朗読を聞いたのですが、図がないので分かりませんでした。笑
図が入っている箇所になったら画面に図が表示されたら便利なのに!と思いました。
ここが改善されたら嬉しいな
Kindleにも入っている本が多数あると思うので、「文字でも読みたい」と思ったらKindleとも行き来出来たらめちゃくちゃ便利だろうなーと思いました!
視覚と聴覚を自由に行ったり来たりできたら、状況に合わせて使いやすいと思う。権利的に難しいのかな…。
Amazon audibleで聴くのに向いているコンテンツ
上に書いた通り、小説とラノベの朗読は聞きごたえがあるし、家事などをやりながら聞けるのでとってもおすすめです。
難しい専門書は朗読に不向きと感じましたが、学んでみたいけど本を読むには敷居が高い分野の入門書などは朗読で聴くのよさそうだなと感じました。
英会話は想像通り、親和性抜群。学生の時に憧れたスピードラーニングがこんなに気軽に聞けるなんていい時代になったなー。
私のような聴覚言語タイプには結構使い勝手のよいサービスだったので、無料期間中はしばらく使い続けてみようと思いました。