人生で1番よかった露天風呂の思い出と気づき
温泉が好きだ。
家とは違う広々とした大浴場、豪華な料理、行き届いたおもてなし、和室のにおい。
ダラダラしても怒られない、むしろダラダラすることを推奨されるあの贅沢な時間。たまらない。
そんな中でも露天風呂が付いているとやっぱりテンションが上がる。
裸で屋外に出るなんて、日常であればどうかしてると思うが、非日常の「温泉」という空間であればそれが許され、最上級の心地良さをもたらしてくれる。
島原温泉で見た夕焼け
人生で1番良かった露天風呂の話をしたい。
もう10年以上前になるのだが、旅行で長崎に行った時だ。
島原温泉が有名だということで島原まではるばる足を運んだ。
訪れたのはホテル南風楼という施設だ。
同じ長崎県内といっても、島原はかなり離れており、電車に2時間以上乗り、さらに前後にかなり歩いたことで、私は疲労困憊だった。
しかし、その労力をかけて訪れた甲斐があった。
入浴する頃にはちょうど夕暮れ時で、ホテル南風楼の露天風呂からは広大な海と夕焼けが見渡せた。
美しい、と思った。
はるばる来て良かったな。
それ以降も様々な露天風呂に入っているが、やはり島原温泉から見たあの絶景はずっと忘れられない。
島原温泉が最高だった本当の理由に最近気づいた
ということで、島原温泉が人生ナンバーワンの露天風呂なのだが、自分の中では「時間をかけてはるばる訪れた場所だから」が理由として大きいと長年思っていた。
でも、最近別の理由に気づいた。
先日、福井県のあわら温泉に行った時のことだった。
こちらの旅館には夕方に到着し、夕食を済ませ、部屋で少し寛いだあとに大浴場に向かった。21時頃だった。
こちらの温泉にも露天風呂があった。
露天風呂大好きな私はもちろん入った。
広くて、視界も比較的開けていて気持ちが良い。
「あ~、昼間に来てたらもっと景色が良かったんだろうな~」
そう呟いて自分で気づいた。
そうか、露天風呂って昼間に入った方がいいんだ。
私はいつも旅館に泊まる時、日が落ちてから入浴をするため、露天風呂も暗くなってからしか入らない。
島原温泉のときだけは例外で、日帰りで行ったから夕方に露天風呂に入って、明るいうちに景色を楽しむことが出来たのだ。
そう気づいたら今までの人生めちゃくちゃ勿体ないことをしてきた気がした。
今まで訪れたあの露天風呂もその露天風呂も、もっと明るい時間に入ってたらもっと良かったかもしれないのに!
今後は露天風呂は明るい時間に入ったほうがいい。
最近の気づきでした。
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