ゴジラ-1.0
サブスクで「ゴジラ-1.0」を視聴しました
ゴジラが好きでサブスク解禁を待ち望んでいた、というわけでは全然なくて、たまたまオススメに表示され再生されたので、ついつい最後まで見てしまったというありがちなやつです(特に邦画に多い)
とはいえば、ゴジラには馴染みがあるし、本作がアジア初のVFXでアカデミー賞の受賞作品ということも知っていました 最初から最後まで白黒映画だったのには驚きましたが、むしろそれでよかったという印象です 実際のところは比較をしてみないとわかりませんが、白黒のおかげで限られた予算の安っぽさを感じずに見られたのかなと思いました
と、この記事を書きながら、本当に予算の都合で白黒にしたのか?と思って調べたところ、なんとカラー版と白黒版の両方が上映されていたとのことで驚きました 知っていたらカラー版を見ていたかもしれないけど、白黒映画には全く抵抗はないので、まぁどっちでもよかったかなぁと思っています
さて、私のゴジラ歴は、子供のころに父親と一緒に新宿コマ劇場に見に行ったゴジラ対ビオランテ(1990)がはじめだと思います 父は映画好きで月に数本は映画を見ていたようですが、子供に合わせてアニメ映画を一緒に観るような人ではなかったので、一緒に映画館に行った記憶は少ないです 他にはダイハード2(年齢的にOKだったのか?)とかホームアローン/シザーハンズ(同時上映だった)くらいかな なので、なぜゴジラ対ビオランテを一緒に観てくれたのか今思うと不思議です
その他のゴジラ歴は、ファミコンだかゲームボーイのゲームです アクションもストーリーも結構好きで、あの定番の音楽もとても良かったです
あとは、Jamiroquaiが主題歌を務めたハリウッドのGodzilla(1998)ですね、これは当時付き合っていた彼女と映画館に見に行って、全然ゴジラっぽくない恐竜のようなGodzillaがかっこよく、フィギュアを買って帰りました
そんな感じの、かなりうっすいゴジラ遍歴の私にとって、ゴジラって絶対的な悪ではないんです ビオランテと戦った時には、人間と一緒に戦い、何なら人類のために命を張ってくれた印象があります(うろ覚え)
ゲームに関しても、そもそもゴジラを動かすのは自分なので、ゴジラが敵の怪獣をやっつけるわけで、単純に人類と敵対する存在ではなかったはず ほかのゴジラ作品がどうなのかはわからないので、これが一般的な認識なのかは自信がないですが、ゴジラってちょっと知的で人類との共存が可能な生物という印象を持っていました 一方で、ハリウッドGodzillaは、意思疎通ができる感じがゼロのジュラシックパークな生物で、スタイリッシュでめちゃめちゃカッコいいけど、こんなのゴジラじゃない!と思っていました
で、今回のゴジラ-1.0がどうだったかというと、ハリウッドGodzillaと同じでした、まぁ単純で分かりやすいですけど… VFXに関しては、特に凄いともしょぼいとも感じませんでした ハリウッド映画にも引けを取っていないということが、きっとすごいことなんだと思います
最後にストーリーについて、これは期待を裏切ってよかったです!はっきり言って、9割を見終わった時点で「またくだらない映画を見てしまった…」と思っていたのに、最後の最後で、私の想像を超えたハッピーエンドな展開になって、単純に幸せな気分になりました♪
沢山の年を重ねた今の私には、ハッピーエンドこそが正義なのです