北陸 COVID-19 2024-50W定点分析・評価と51W予測および24-25冬季12th Surge全般情報
新潟県
定点 2024-50W
診断日 12/9~12/15
接触日 12/4~12/11頃
予測定点2024-51W
診断日 12/16~12/22
接触日 12/11~12/18頃
50W定点 5.02
定点倍加・半減期 2.6W
報告医院数 87
測定下限 0.011
12-1st Surge 起点 44W
51W定点予測値 4.4~6.6
富山県
定点 2024-50W
診断日 12/9~12/15
接触日 12/4~12/11頃
予測定点2024-51W
診断日 12/16~12/22
接触日 12/11~12/18頃
50W定点2.46
定点倍加・半減期 1.4W
報告医院数 48
測定下限 0.021
12-1st Surge 起点 45W
51W定点予測値 2.1~3.8
石川県
定点 2024-50W
診断日 12/9~12/15
接触日 12/4~12/11頃
予測定点2024-51W
診断日 12/16~12/22
接触日 12/11~12/18頃
50W定点 3.33
定点倍加・半減期 4.2W
報告医院数 48
測定下限 0.021
12-1st Surge 起点 44W
51W定点予測値 2.9~4.1
石川県小松市下水サーベイランス
2024/12/20発表51W
南加賀定点 50W
下水ウイルスRNA濃度は、46W発表を起点に指数関数的増加を継続している。
南加賀定点は、44Wを起点に指数関数的増加を継続している。
小松市下水サーベイランス結果と南加賀定点は、片対数プロットでは相関がよく見え、時間軸が発表日であるため1~2週間程度の遅延が生じている。
福井県
定点 2024-50W
診断日 12/9~12/15
接触日 12/4~12/11頃
予測定点2024-51W
診断日 12/16~12/22
接触日 12/11~12/18頃
50W定点 1.49
定点倍加・半減期 9.3W
報告医院数 39
測定下限 0.026
12-1st Surge 起点 44W
51W定点予測値 1.2~1.7
北陸概況
北陸全域で44~45Wを起点として12-1st Surgeがが指数関数的成長を示している。
支配株は、XEC*と考えているが、KP.3.1.1がいまだ優勢という見解もあり、合意形成に至っていない。
新潟県は、甲信、北関東、東北、北海道と同様に11th Surgeの収束不良でありBaselineは、2.5と高い。新潟県は、北陸の区分であるが、COVID-19では、甲信越としての挙動と考えてよい。
富山県、石川県では、Baselineが低めになっており、福井県では、Baselineがたいへんに低くなっている。このため、Surge初期段階で2週間程度の行動余裕が生じていた。
新潟県を筆頭に、石川県、富山県の順に12-1st Surgeは、順調に成長している。このため新潟県に続き、石川県、富山県の順に年内に警戒水準は赤となる。
福井県は、まだ余裕が残っている。
福井県と群馬県を比較すると福井県は、Baselineが低い為に同時にSurgeがはじまった群馬県に比して4週間ほどの時間を稼げている。これがBaselineをできるだけ下げねばならない理由の一つである。
日本において単一波の極大までの時間は、9~10週間程度であるので北陸では、年末年始から1月上中旬にかけて極大期となる見込みである。
LP.8など、冬季第二波の支配株候補株が現れており、2月中旬ころに極大となる12-2nd Surgeへの警戒も要する。
医院当たり定点が0.1に近づくと抽出標本集団が過小であるために岸田ドクトリンにおける苛烈な診療抑制策（原始時代呪詛医療政策)のもとでは、過小評価傾向が強まる為に保守的な見方を要する。
測定下限は、定点報告医院数の逆数であり、その10倍が実用下限である。
凡例
公表数値は､すべて休日効果補正後である。
成長率による単純な定点の一週間先予測を併記。
目的は、定点の遅延時間を軽減する為。
全国←地域・都道府県
定点 2024-43W←定点集計週
診断日 10/21~10/27←定点集計区間
接触日 10/16~10/23頃←定点に現れる新規感染者の推定接触区間
定点8.80 ←定点医院あたりの週間報告数
定点倍加・半減期 -1W←定点二週間移動平均からの倍加・半減期
＋:倍加
−:半減
10週を越える場合は、ほぼ横ばい
予測定点
2024-44W ←予測される定点区間
診断日 10/28~11/3←予測する定点集計区間
接触日 10/23~10/31頃←予測する定点に現れる新規感染者の推定接触区間
44W定点予測値 4~5
単純計算による予測値
「前後」は±20%