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甲信COVID-19 2025-6W定点分析・評価と7W予測および24-25冬季12th Surge全般情報
山梨県
定点2025-6W
診断日 2/3~2/9
接触日 1/29~2/5頃
予測定点2025-7W
診断日 2/10~2/16
接触日 2/5~2/12頃
6W定点 4.54
定点倍加・半減期 -3.5W
報告医院数 41
測定下限 0.024
12-1st Surge 起点 45W
12-1st Surge 極大期 1W~2W(暫定)
7W定点予測値 2.5~3.6
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山梨県下水サーベイランス
2024/2/10採水7W
定点 6W
下水ウイルスRNA濃度は、52W~1Wにかけて極大となり、高値で留まり7週間にわたり下水中ウイルスRNA濃度の極大が継続した後、7Wに急減した。
流域定点は、指数関数的に増加中し52W~2Wに極大となった後やや減衰し、3W~5Wにかけて高位で横ばいとなった後、6Wに減衰している。
KP.3.1.1* 12-1st Surgeの極大は、52W~2Wであり、4W以降がXEC* 12-2nd Surgeである。
6W,7W以降、収束に向かうか要観測である。
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長野県
定点2025-6W
診断日 2/3~2/9
接触日 1/29~2/5頃
予測定点2025-7W
診断日 2/10~2/16
接触日 2/5~2/12頃
6W定点 7.80
定点倍加・半減期 -10.3W
報告医院数 86
測定下限 0.011
12-1st Surge 起点 44W
12-1st Surge 極大期 1W~2W(暫定)
7W定点予測値 5.9~7.1
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甲信ゲノムサーベイランス結果統計(GISAID報告分)
長野県では、11th Surgeにおいて支配株であったJN1*+FLuQE(KP.3.3* 日本株)は、秋季以降減衰しており12th Surgeの挙動を支配していない。
JN1*+DeFLuQE(KP.3.1.1* 世界の多くで24秋季・冬季支配株)が10月中旬に支配株となった。その後は横ばいである。KP.3.1.1* 12-1st Surgeが11月から現れているがXEC*に劣勢である。
XEC*(KP.3.3+KS.1.1 日本株から欧州で派生した組み替え体で24・25冬季支配株)が年始に支配株となり、XEC* 12-2nd Surgeとなった。
JN1*+FLiRTのLP.8*は、長野県では、10月下旬から1月にかけて10%以上の占有率で検出されており、次期支配株の候補筆頭である。
JN1*+FLiRTは、世界の多くの地域で24年2Qに支配株ないし比較優位株となったが日本では、XDQおよびKP.3.3に圧迫されて長期にわたり10%以下と低迷してきた。この為日本は、JN1*+FLiRT空白地域であった。今後、XEC*が減衰に転じる2月以降、JN1*+FLiRT(LP.8* KP.1からの変異株)が支配株となる可能性が高まっており、2024XDQ 10-3rd同様に2月以降、長期にわたり12-3rd Surgeを形成する恐れがある。
長野県ゲノムサーベイランスは、4ヶ月で145シークェンスと過少であり、GISAIDへの登録も遅い。
山梨県は、登録数が極めて過少であり、使えない。
現状では、ある程度時間がたってからの評価がやっとであるが、測定数を現在の10倍にすれば短期予測を行える程度の測定感度と精度となる。
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甲信概況
甲信では、44~45Wを起点としてKP.3.1.1* 12-1st Surgeが指数関数的成長を示し1W~2Wに極大となった後、収束に向かっている。
甲信においてもXEC*12-2nd Surgeが3W以降、定点に現れているが、山梨県では、6Wに定点、下水サーベイランスともに収束に転じたと考えられる。
長野県では、XEC*12-2nd Surgeの減衰が遅れている。
JN1*+FLiRT LP8.*は、10月下旬以降、10%以上検出されている。XEC*が最盛期を過ぎて衰退期に入る事により今後LP8*が支配株になる見込みである。3月にもLP8* 12-3rd Surgeとして定点に現れる見込みである。
12-3rd Surgeは、昨年2月から6月までBaselineを押し上げたXDQ 10-3rd Surgeと同様な挙動を示すと考えられる。
日本において単一波の極大までの時間は、9~10週間程度であるので甲信では、KP.3.1.1* 12-1st Surgeが年末年始にかけて極大となり、XEC* 12-2nd Surgeが入れ替わると予測してきたが、非常によく実績と一致している。
医院当たり定点が0.1に近づくと抽出標本集団が過小であるために岸田ドクトリンにおける苛烈な診療抑制策(原始時代呪詛医療政策)のもとでは、過小評価傾向が強まる為に保守的な見方を要する。
測定下限は、定点報告医院数の逆数であり、その10倍が実用下限である。
凡例
公表数値は、すべて休日効果補正後である。
成長率による単純な定点の一週間先予測を併記。
目的は、定点の遅延時間を軽減する為。
全国←地域・都道府県
定点 2024-43W←定点集計週
診断日 10/21~10/27←定点集計区間
接触日 10/16~10/23頃←定点に現れる新規感染者の推定接触区間
定点8.80 ←定点医院あたりの週間報告数
定点倍加・半減期 -1W←定点二週間移動平均からの倍加・半減期
+:倍加
−:半減
10週を越える場合は、ほぼ横ばい
予測定点2024-44W ←予測される定点区間
診断日 10/28~11/3←予測する定点集計区間
接触日 10/23~10/31頃←予測する定点に現れる新規感染者の推定接触区間
44W定点予測値 4~5
単純計算による予測値
「前後」は±20%