関東 COVID-19 2024-49W定点分析・評価と50W予測および24-25冬季12th Surge全般情報
茨城県
定点 2024-49W
診断日 12/2~12/8
接触日 11/27~12/4頃
予測定点2024-50W
診断日 12/9~12/15
接触日 12/4~12/11頃
49W定点 3.73
定点倍加・半減期 1.8W
報告医院数 120
測定下限 0.008
12-1st Surge 起点 45W
50W定点予測値 4.0~5.1
栃木県
定点 2024-49W
診断日 12/2~12/8
接触日 11/27~12/4頃
予測定点2024-50W
診断日 12/9~12/15
接触日 12/4~12/11頃
49W定点 3.71
定点倍加・半減期 1.6
報告医院数 76
測定下限 0.013
12-1st Surge 起点 45W
50W定点予測値 4.6~6.1
群馬県
定点 2024-49W
診断日 12/2~12/8
接触日 11/27~12/4頃
予測定点2024-50W
診断日 12/9~12/15
接触日 12/4~12/11頃
49W定点 4.59
定点倍加・半減期 1.6W
報告医院数 85
測定下限 0.012
12-1st Surge 起点 43W
50W定点予測値 5.8~7.4
埼玉県
定点 2024-49W
診断日 12/2~12/8
接触日 11/27~12/4頃
予測定点2024-50W
診断日 12/9~12/15
接触日 12/4~12/11頃
49W定点 3.40
定点倍加・半減期 1.9W
報告医院数 261
測定下限 0.004
12-1st Surge 起点 45W
50W定点予測値 4.4~4.7
千葉県
定点 2024-49W
診断日 12/2~12/8
接触日 11/27~12/4頃
予測定点2024-50W
診断日 12/9~12/15
接触日 12/4~12/11頃
49W定点 3.13
定点倍加・半減期 2.0W
報告医院数 203
測定下限 0.005
12-1st Surge 起点 45W
50W定点予測値 3.7~4.6
東京都
定点 2024-49W
診断日 12/2~12/8
接触日 11/27~12/4頃
予測定点2024-50W
診断日 12/9~12/15
接触日 12/4~12/11頃
49W定点 1.72
定点倍加・半減期 2.2W
報告医院数 418
測定下限 0.002
12-1st Surge 起点 45W
50W定点予測値 1.9~2.2
東京都は、医療資源が集中しており医療機関あたり定点値は、周辺県に比して1.0程低くなるため、社会中の感染者濃度は、定点に+1.0として相対評価する事を強く推奨する。
また東京都では、若年層と子育て世代の貧困により医療忌避、医療排除が広範に発生している可能性がある。その程度におかしな統計が5類化以降、東京都に特異的に現れている。
当記事中では、報告週における警戒水準についてあくまで算出された数値のみに基づいて設定するポリシーである。
なお筆者は、上記の理由により東京都の統計を参考値として扱っている。
神奈川県
定点 2024-49W
診断日 12/2~12/8
接触日 11/27~12/4頃
予測定点2024-50W
診断日 12/9~12/15
接触日 12/4~12/11頃
49W定点 2.23
定点倍加・半減期 2.5W
報告医院数 370
測定下限 0.003
12-1st Surge 起点 44W
50W定点予測値 2.5~2.7
神奈川県相模川下水サーベイランス
~12/6採水 50W
流域定点48W
下水中ウイルスRNA濃度は、45W 11/5採水分を極小として高めのBaselineから増加基調にあるものの、短期的には横ばいである。
流域定点は､48Wも継続して年内最低値である。
関東概況
関東では、全域でXEC* 12-1st Surgeが指数関数的成長を示しており、最も早くSurgeが成長している群馬県では、警戒水準が赤に入った。
50W、遅くとも51Wには東京都を除く全域で警戒水準が赤となり、年末にも医療と社会への強い影響が表れる見込みである。
関東では、年末年始から1月上旬にかけて極大期となる見込みである。とくに年末年始は、人が集まる行動は避けたほうがよいであろう。
LP.8など、冬季第二波の支配株候補株が現れており、2月中旬ころに極大となる12-2nd Surgeへの警戒も要する。
北関東と埼玉県では、収束不良であり23年秋季よりも高いBaselineである。神奈川県では、昨年よりやや高め、千葉県と東京都では、23年秋よりやや低いBaselineとなっている。
神奈川県相模川下水サーベイランスによる下水中ウイルスRNA濃度は、中位という高いBaselineを示しており45W 11/5を極小値として増加に転じている。また、流域定点の挙動と乖離が大きい。
既述のように東京都の定点統計は、系統的に定点1~2程度低くなるずれがある。このため東京都においては個々人では、定点値に1.5程度を加算して行動の参考にする事を推奨する。
岸田ドクトリンによる苛烈な診療抑制政策によって医療から排除された感染者が相当数存在すると考えられる。
東京都は、定点医院数が人口比で少ない。対人高密度にして大阪府に13%、福岡県に24%疎である。これは、定点値が低いときの感度の低下をもたらす為、東京都の定点医院数を150医院増やし、570医院にすべきである。
医院当たり定点が0.1に近づくと抽出標本集団が過小であるために岸田ドクトリンにおける苛烈な診療抑制策（原始時代呪詛医療政策)のもとでは、過小評価傾向が強まる為に保守的な見方を要する。
測定下限は、定点報告医院数の逆数であり、その10倍が実用下限である。
凡例
公表数値は､すべて休日効果補正後である。
成長率による単純な定点の一週間先予測を併記。
目的は、定点の遅延時間を軽減する為。
全国←地域・都道府県
定点 2024-43W←定点集計週
診断日 10/21~10/27←定点集計区間
接触日 10/16~10/23頃←定点に現れる新規感染者の推定接触区間
定点8.80 ←定点医院あたりの週間報告数
定点倍加・半減期 -1W←定点二週間移動平均からの倍加・半減期
＋:倍加
−:半減
10週を越える場合は、ほぼ横ばい
予測定点
2024-44W ←予測される定点区間
診断日 10/28~11/3←予測する定点集計区間
接触日 10/23~10/31頃←予測する定点に現れる新規感染者の推定接触区間
44W定点予測値 4~5
単純計算による予測値
「前後」は±20%