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言語化して悩みを可視化

職業柄、教育書を読むことが多いのですが、朝も昼も夜も教育書ばかり読み続けていと非常に疲れます。もっと読みやすい本を読みたいという気持ちに駆られます。とくに脳が疲れている時は、スラスラ読めるものの方が体にも心にも優しい気がします。さて、今回は「言語化の魔力」を読んだので、そこでの学びを振り返りたいと思います。
 
リワークでは終礼で一日の振り返りという時間があります。自分の行動目標に対して振り返るという形式です。人の振り返りをとやかく言うつもりは全くないのですが、個人的に振り返りで使わないようにしている言葉があります。
 
・参考になりました
・勉強になりました
・今後に活かしたいです
 
なぜかというと、具体性に欠けており、振り返りが次の行動につながらないからです。話がそれましたが、振り返りの中身は置いておいて、自分の学びを言語化することはとても大切なことです。自分自身をメタ認知することができ、アウトプットすることで記憶にも定着するからです。そんな言語化に言及してある本書、付箋を貼ったところをピックアップしてみます。
 

「トラブルや悩み=問題」ではないこと。悩みを解消するのに、原因(トラブルや問題)を取り除く必要はないということ

「言語化の魔力」(2022)樺沢紫苑,幻冬社

原因は保留にしたまま、やれることを、やれる範囲で、1つずつ片付けることが重要

「言語化の魔力」(2022)樺沢紫苑,幻冬社

「言葉」「言語」は、脳科学的に見て、不安を鎮める効果があるのです

「言語化の魔力」(2022)樺沢紫苑,幻冬社

言葉にするだけで、「無意識」が「意識」に変わる

「言語化の魔力」(2022)樺沢紫苑,幻冬社

言語化によって、「漠然とした悩み」を自己分析することができる

「言語化の魔力」(2022)樺沢紫苑,幻冬社

学生時代、言語化することが本当に苦手でした。教育実習での挨拶、周りの友達はスラスラ話すことができます。「何でそんなに話すことができるの?」不思議で不思議でたまりませんでした。その後、話すのが上手な友達に「事前に考えていたらいいんだよ」と教えてもらったことをよく覚えています。言われてみれば当たり前のことですが、頭の中で考えないと確かに言葉は出てきません。そこから少しずつ言語化ができるようになってきました。

さて、言語化は悩みを解消する上でも役に立ちます。樺沢(2022)からもその効果がよくわかります。個人的にはジャーナリングが得意であると思っています。週1回「振り返りの日」を設定することで脳内をクリアにしようと思います。

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