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【エッセイ】普通の日々がきっと一番の幸せ
サクセス・ストーリーって、実際は、何を持て判断すればいいんでしょうか?
誰しも、若い時から長い間追い求めてた成功というイメージがあったと思います。
成功とは、一体何なのであろうかと、ふと疑問に思うときがあります。
お金と成功をイコールでつなぐ方程式は、如何なものかとも思います。
少し広く物事を考えてみると、死生観、宇宙的見地から考えると、成功の定義自体に意味があるのだろうかって気もします。
成功が努力より先に来るのは、辞書の中だけです。
人生において、間違いの方が成功より、ずっと興味深い出来事が多かったかなと思います。
全力の失敗ができたなら、成功なんて飛び超える様な気がします。
成功は結果じゃなくて過程であれば気は抜けないですよね(^^;
あるところに、港で干物を売る、真っ黒に日焼けした元気なおばあさんがいました。
彼女が言うには、こうして生活していると、生涯一度も風邪をひいたことは無いそうです。
毎日毎日こうして干物を干し、売っているのでしょうね。
それも何十年も。
そしてこれからもずっと。
大切なことは、そのおばあさんは、その生き方に満足しているということです。
そう、意識しているかどうかは分かりませんが、自信を持って生きている様に感じました。
また、他の人生を生きたかったという疑問を持っているかどうかは分かりませんが、言葉の覇気から、それは微塵も感じられなかったそうです。
いい人生だな、と思いませんか?(^^)
そこに人生における成功という言葉は必要ないんでしょうね。
日々の過ごし方も、物事の捉え方も、すべて自分次第。
分かっているはずなのに、それを楽しめずにいるのなら、誰かの評価を恐れているのかもしれません。
でも、人生はもっと自由なもの。
自分の行動に責任を持つことができたなら、失敗や成功の基準だって、自分自身が決めていいものだから、自分の可能性を、誰かの基準に奪わせない。
理想の自分を、もう一度思い描くことで、毎日は、きっと自分らしいものに変わっていくはずです。
そう、意識しておきたいことは、変わりたい自分に、意思のある自由(※1)を(^^)
※1:
libertyもfreedomも、どちらもいい意味で使います。
しかし、ふたつの言葉には異なった歴史的背景と、微妙な違いがあります。
libertyですが、これは語源は、ラテン語で、それがフランス語を経て英語になったものです。
意味は「強制的な労働、圧政、権力から自由であること」です。
一方、freedomですが、これは古英語からきていて、意味は「肉体的、あるいは精神的に拘束されていないこと、政治的支配を受けないこと、旧弊な決まりにとらわれないこと、自由に行動できること」です。
libertyという言葉は、昔、よく使われていたのですが、20世紀初頭からはfreedomという言葉のほうがよく使われるようになりました。
フィラデルフィアの「自由の鐘」(1775年)、ニューヨークの「自由の女神」(1886年)、ウーマンリブ運動(1960年代)などでは、libertyが使われていますが、現代では、rightsとかfreedomという言葉のほうがよく使われるようです。
【参考記事】
そして、重圧を感じるのは、人生が加速しているいるからだと思います。
前に向かって進んでいる人には、つねに重圧がかかっているはず。
向かい風が迫ってくる。
しかし、そこでアクセルを緩めてはいけない。
自分にとって、その時点での使命(※2)とは何かを、今一度、考えてみる。
※2:
成功を追い求める自分から、使命を求める自分に変わっていければと思います。
たぶん、達成感は、必ずその先にある。
向かい風が、生き方のフォルムを美しくしてくれると思うので、人類全体で、そんな風に考えることが、もっと、住み良い世界になるような気がします(^^)