今からでも遅くない
誰もができるならしたくないことに後悔があります。
後悔には大きく分けて2種類あって、ひとつはやってしまった後悔、もうひとつはやらなかった後悔です。
どっちがいつまでも残るか、というと「やらなかった後悔」。
あのときやっておけばよかった、というのは、ずっと続きます。
また、もしあのときやっておいたら、今ごろどうなっていただろう?という疑問も、ずっと残るでしょう。
やってしまった後悔は、一時的にへこむことはあっても考え方次第でどうにでもできるもの。
たとえやめとけばよかった、と思うことはあっても、やったことの中から何かを学ぶこともできるでしょう。
また、もし自分で選んでやったのだとしたら、結果は思ったとおりじゃなかったけど、自分で選んだのだから、と納得もいきます。
このとき、自分で決めていなかったら、後悔も大きくなるかもしれません。
もし自分で積極的に選ばずに誰かが決めてことを選択したとしても、それを受け入れたのなら、つまるところ自分の選択だったともいえます。
結局はいつでも自分の選択です。
だから、自分で意識的に選ぶことはとても大事になってきます。
できるなら同じ後悔なら、やってしまった後悔から何かを学び、今後に活かせるようにしたいですね。
あなたの一番の「やらなかった後悔」は何でしょう。
今もそれは時折痛みとして思い出すことはありますか?
何事も遅すぎることはないので、本当に挑戦してみたいことなら今からでもやってみてはいかがでしょう。
もちろん、これは自分の中では終わっているとか、もう振り返らないくらいになっているなら、それはそれでいいですね。
でも、いつまでも残っているやらなかった後悔があるなら、この際、手をつけてみるチャンスです。
このままにしておいても、若返っていくわけでもないし、今やらなかったら、またこれからも後悔は残っていきます。
その痛みに耐えるのと、とにかくやってみることと、どちらが大きいか、天秤にかけてみるのもいいかもしれません。
結局、人間は痛みの少ないほうへ流れる傾向がありますから、何かやらないことがどれだけ大きな痛みになるか、自分にしっかり「痛み」として認識させてやると行動も変わってきます。
今やらないまま過ごしたとき、1年後、3年後、どんな風に思っているか想像してみてください。
1年後にそのまま後悔している自分。
3年後も後悔している自分。
5年後は?
そうしていることが、どれだけ自分にとって良くないことで痛みになるのか、想像力を働かせてみるのです。
大事な自分にそんな思いをさせていいのかな?と考えてみてください。
後悔に使うエネルギーはあまり建設的でもありません。
自分にそんな思いをさせるわけにはいかない!としたら、おのずと自分自身が今やるべきことの道筋もちょっとずつ見えてきます。
後悔しないために、そして今からでも遅くないとしたら、これからどんな選択をしていきますか?