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出発点!

ふっと、自分の「やるべきこと」とは何か?って考えたことないでしょうか?

テニスプレーヤーのジョン・マッケンローは、このことに関して以下の様に語っていました。

「僕の心の奥に、いつも僕にはまだ何か可能性が残っている。それを試さずにやめるのは卑怯じゃないか。自分自身を騙しているという気持ちがあったんだ。」

人は、無意識の内に、人生に何かが足りないと感じていて、今よりももっと何かすばらしい使命があると思っているものです。

ここで、不屈の作家、チャールズ・ブコウスキーは、「小さな種火を残し、その火を絶やさないで。種火さえあればまた燃え上がるから。」と言っていましたが、たぶん、マッケンローのいう「残っている可能性」とは、ブコウスキーの言う「種火」と同意なのかもしれませんね。

ブコウスキーの文章の魅力は、荒々しく烈しい言葉のなかに覗く子どものような素直さや優しさともいわれます。

彼が後進に向けた上記メッセージは、そんな秘めた優しさに満ちあふれていて、まさしく夢を思い描く者の心に明るい火を灯してくれるようです。

しかし何かが原因で、それをしないでいる・・・・・・

何かをしていないときは、目覚めるとなぜか悲しい気持ちになったことってありませんか?

そんな気持ちで、それからの人生を毎日迎えるのは嫌だと思うんですよね^^;

今がとても平穏な気分でいられるのは、自分自身がやらなければならないことをやっていると感じているからなんですよね(^^)

人は生まれながらにして使命を帯びてこの世に現れるが、生まれて「オギャー」と泣いた途端にその使命を忘れてしまうという話を聞いたことがあります。

それを思い出すプロセスが人生であると。

思い出すためのヒントとなる目印が「好きなこと」や「得意なこと」なんだと思います。

「好きなこと」とか「得意なこと」を早いうちに見つけられれば、それだけ使命をまっとうするうえで有利になります。

もちろん、見つけていても取り組まなければ意味がないんですけどね^^;

そう、「変える」というより「変わる」 ことが大切なんだって気がします。

「革命は些細なことではない。しかし、些細なことから起こる。」とアリストテレスも言っていましたから(^^)

変化が変化と感じられるのは、変化とは一見無関係だと切り捨てていたノーマークなところから隆起してくるからこそであって、予想の範囲内で起こることは変化ではないんですよね^^;

「変化」は「発見」に置き換えることができます。

何かいつもと違うことにめざとく気づいたり、意図的にいつもと違う行動を起こしたときに発見が訪れるものです。

目指しても実現せず、別の目的に向かっている時にひょっと現れるのが発見だったりします。

従って、変化しようと思うなら、変化を目指さない方がいいのかもしれません。

例えば「自分を変えたい」と思っているうちは変われないように・・・・・・

であれば、「するな」よりも「しよう」 の方が感覚としては良いような気もします。

「実行する力も実行しない力もその源は同じである。」とアリストテレスも言ってましたし。

これまでの人生の中において、思い切って「する」ことと、思い切って「しない」ことがありますよね。

ただ、思い切るのは今後「する」ことであり、「しない」ことは思い切れなかった結果ではないだろうかと感じます。

目標として掲げたときに取り組みやすいのは「しない」よりも「する」だと思います。

例えば、いろいろと話題の多い、ダイエット中の人が目標として掲げるのは、

・21時以降はいっさい食べない

よりも

・21時までに食事を終える

というほうが守りやすそうだってことです。

人は「するな」と言われるとしたくなる、いやはやなんとも度し難い生き物なんですよねぇ^^;

「21時以降はいっさい食べるな」と言われるより・・・・・・自分で自分に言っているのだが・・・・・・「21時までに食事を終えるぞ!」という方が素直に取り組めるような気がするから不思議ですよね(^^)

目標を決めるときに実際に試してみませんか?

さぁ、今日も新しい日々が始まる・・・・・・

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