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【無尽蔵にある魅力的な名曲】宗教音楽から
キリスト教(カトリック、プロテスタント)に関係のある曲が、殆どです。
というと、これを信仰していないと、解らないと心配する人がいるかもしれませんがが、そんなことはありません。
純粋に、音楽的にとらえて、その雰囲気なり、緊迫感、曲調、構成等に注目してもよいし、作曲者の心情や生き方、時代等に思いを馳せながら、聴くのでも良いと思います。
他のジャンルの作曲にはない、独特の感動が得られて、これまた、素晴らしい世界を、誰もが実感する筈です。
このジャンルで見逃せない作品としては、J・S・の2曲におよぶ教会カンタータから、
第61番「来たれ、異教徒の救い主よ」
第16番「神の時は最上の時なり」
第14番「目覚めよと呼ぶ声あり」
等が挙げられます。
あるいは、
同じ彼の「口短調ミサ」
モーツァルトの「載冠ミサ曲」K317
ベートーヴェンの「荘厳ミサ曲」等のミサ曲
J.S.バッハの「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」
J.S.バッハの「クリスマス・オラトリオ」
ヘンデルのオラトリオ「メサイア(救世主)」
ハイドンのオラトリオ「天地創造」
モーツァルト、ベルリオーズ、ヴェルディ、ブラームス、フォーレの「レクイエム」
パレストリーナ、ペルゴレージ、ロッシーニ、ドヴォルザークの「スターバトーマーテル (悲しみの聖母)」(十字架上のキリストを仰ぐマリアの歎きをうたう聖歌。
ラテン語のモテットである以下の曲。
「イエス、わが喜び」BWV227
「来れ、イエスよ、来れ」BWV229
「主を讃えよ、すべての異教徒よ」BWV23
モーツァルトの以下の曲。
「エクスルターテ・ユビラーテ「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」K165
「アヴェーヴェルムーコルプス」K618。
J.S. バッハのコラールから、
「エホバよ、われ汝に向かいて歌わん」BWV299
等が、主なところでしょうか。
しかし、そう言われても、なお、近づき難いと思う人は、これらの中から、特に、独立して、ポピュラーになっている次の曲なでは如何でしょうか。
すなわち、「メサイア」の中の「ハレルヤ・コーラス」だとか、カンタータ第147番の中の「主よ、人の望みの喜びよ」、「エクスルターテ・ユビラーテ」の中の「アレルヤ」等。
或いは、グノー他、多くの作曲家が書いている「アヴェ・マリア」、フランクの「パニス・アンジェリクス(天使のパン)」、合唱団がよくとり上げるヴィヴァルディの「グローリア」等の作品を聴いてみるとよいと思います。
何れも、心が洗われるような、清らかな旋律と雰囲気が、宗教音楽の素晴らしさを、たっぷりと、伝えてくれる筈です。