周りを見て手を伸ばして
答えの出ないときや、なんだかしんどいとき、あなたは一人で悩むほうですか?
一人で悩むのがいいときもあるし、ときに一人で悩むのが必要なときもあるけれど、周りを見渡してみると、意外に助けの手はたくさんあるかもしれません。
このとき、手を伸ばすことができるかどうか。
ここが分かれ道です。
あなたは、周りを見ていますか?
自分の周りにたくさん助けてくれる人がいると思って見渡してみてください。
そう思ってみてみると、いっぱいいるはずです。
もしそれでもいなければ、こんな助けが欲しい!と具体的なイメージを強く念じてみるのもいいでしょう。
念ずることは、何かのエネルギーになり、それが宇宙に反応するのか、どういうわけか本当にやってきたりします。
ところが、手を伸ばさずに一人で悩んでいると、どうしても視野が狭くなります。
自分でやらなきゃ、と肩に余分な力も入ります。
本来なら見えていいはずのことが見えなかったり聞こえるものが聞こえなかったりするものです。
思想家のラルフ・エマーソンも「真心をもって人を助ければ、必ず自分も人から助けられる。これは人生のもっとも美しい補償の1つである。」と言っていました。
自分の事だけではなく、周りの人のことも考えられるようになれば気持ちや視点にゆとりが持て、それが自分の成長にもつながってくりはず。
周りの人にどんなことをしてあげられるのかを考えてみることも大切ですね(^^)
3人よれば文殊の知恵、と昔からいうくらいですから、一人でなかなかできないことは、何人か集まったらできるかもしれない。
一人でやって時間がかかることは、誰かにサポートしてもらったら、早くこなせるかも。
たとえば、誰かに話を聞いてもらうだけで自分の気持ちの整理ができたり、話しているうちに答えが出てきたりすることもありますよね。
もちろん、ただ誰かに救ってもらおうとするのではなく、自分が立ち上がるのをサポートしてもらう姿勢が大事です。
最終的には、自分が自分を助けることを周りがサポートしてくれる、というところです。
だから、ときに周りに助けを求めることを忘れないでいただきたいのです。
とくに、独立心旺盛な女性だと、周りに助けを求めるのが得意じゃないこともあります。
人に何か頼むことそのものが、なんだか申し訳なく思えて、頼むのが苦手な人もいます。
もしかしたら、苦手だからこそ、やってみる価値があるのかもしれません。
それに、人に何か頼むこと=依存だとかいつも人を頼っている、というわけじゃありません。
頼むには、確かにちょっと勇気がいります。
だって、頼んで断られることもありますし、誰だって「拒否」はなんとなく苦手なもの。
でもまあ、助けの手はいっぱいあるはずなので断られたら、また別な手が伸びていると思ってまた見渡してみるといいのです。
フォード・モーター創業者であるヘンリー・フォードでさえ「自分以外の人間に頼むことができて、しかも彼らの方がうまくやってくれるとしたら自分でやる必要はない。」と言っていたし、自分一人で全てをこなすことよりも、最高の結果を引き出せる能力を持った人達に協力してもらうことを考えてみては如何でしょうか。
最大限の結果が得られる方法を考えて、実行する視点が大切です、ね(^^)
そう、本当に必要なサポートは、必要なときに出てくるようになっています。
物事って、本当にうまくできています。
私たちのすべきことは、そのサポートをいつでも受けられるように、自分でできることはやっておき、後は信頼して待ってみることかもしれません。
自らがやる意思を持たなければ先には進めません。
きっかけを与えたりサポートはできたとしても、本人が真剣にならなければ行動は起こらないから、やる意思さえあれば成長の可能性は無限に広がってきます。
ゲーテ曰く「自分を信頼し始めれば、ただちに生き方が変わるだろう。」は至言です。
自分にはできると信じ、挑戦していかなくては、新たな可能性は生まれてこないので、まず自分自身に期待をして、前向きな気持ちで進んでいくためにも、自己イメージを常に前向きに持ち、自分の可能性を追求していきましょう!
その様な気持ちに立って、自分が逆の立場になって考えれば、何が信頼のもとになるのかは見えてきます。
当たり前のことを確実に実行することが、まず信頼を得るための第一歩になるのだから、どうしたら相手から信頼を得ることができるのかを考えてみる。
これって、なんだかいろいろなことに応用できそうですね。
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