一寸先が闇なら、二寸先は明るい未来。
「私たちが始まりと呼ぶことは、しばしば終わりであり、終わることは始まることである。終わりは、私たちの始まりの場所である。」( T・S・エリオット『四つの四重奏』より)
そう、終わりは始まりの場所へ通じ、その場所から歩みを進めるのだと、『四つの四重奏』の中で、エリオットは、そう詠っていました(^^)
誰しも、終わりは、始まりの場所へ通じ、悲しみ、苦しみを乗り越え、自らの呪縛を、少しづつ取り払いながら、その場所から歩みを進めます。
そんな始まりの場所なんだけど。
誰しも、同じような足取りで、いつも、一緒って感じにはならないことってありますよね。
てんでに寄り道したり。
立ち止まってみたり。
先が知りたくて、駆け足になったり。
時たま、道を間違えて迷子になったり(@@)
また、その時々の心の隙間を埋めてくれるものを探して。
何度も遠回りしてみたり。
だからかな。
誰しも、一度は感じたことがある感覚なのかもしれません。
「今」は、いつも「過去」と「未来」の狭間で揺れ動いているだけの「気配」なんじゃないかと不安になったりします(^^;
でも、この思いに駆られるのって、コミュニケーションも同じじゃないかなって思うんだよね。
大切なのは、あなたがその人と、どういう関係を創りたいと思っているか?ですよね。
意味のある話をしなくていい。
理屈に合わないことを言ってもいい。
考えを変えてもいい。
意見が違ったままでもいい。
話が途切れてもいい。
コミュニケーションに結論はいらない。
応えなさい。
たずねなさい。
相手に自分のことをききなさい。
但し、誤解されることは、ありますよね^^;
だって、育ってきた環境も違うし、考え方も違う。
逆に、同じだと怖くないですか?
そう、私達を取り巻くコミュニケーションの環境って、実は、常に、劣悪なんだよね^^;
その前提条件を理解した上で、あなたの大切な人と会話してあげてくださいね(^^)
人生の岐路に立つ標識は、存在しないことを知る必要があります。
目に見えるものだけを信じてはいけないのだと、気づく必要があります。
だったら、あなたなら、どうしますか?
自分のほんとうの気持ちを言うのには、抵抗があります。
でも、自分は、まったく傷つかないで。
相手だけ変えようとするのは、針で山を動かそうとするのに似ていると思いませんか?
相手が、本当は、どう思っているのか聞いてみましたか?(^^)
まずは、あなた自身の気持ちを言ってみる。
言っても伝わらなかったら。
ん~そこで終わりだと思わないで。
また、始まりだと考えて、タイミングを待ってみる(^^)
だって、コミュニケーションは、人間関係ではなくて、人間関係を変えていくものだから、ね。
そういった考えである人であれば、ちゃんと、待っていてくれるし、話も傾聴してくれると。
私は、そう信じています(^^)
制約があるからこそ、強くなる気持ちがあるし。
それは、夢も仕事も恋も同じ。
自由な場所に未来が描けないことってあるよね。
贅沢な話だけど、人には、そんな部分があることも、現実なのかなって感じます。
一寸先が闇なら、二寸先は明るい未来だと、そう思う様にしてみませんか?(^^)
それでは、今日も素敵な一日を♪
Half time Old「アウトフォーカス」
未来は、今の自分の延長線上にあります。
その未来に、天国や地獄など、特定の何かが待ち受けていると考えたら、うんざりしてしまいますよね。
今の自分と向き合って、日々を生きることが大切なんだと、そう思っています(^^)