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【古に稽える】Anywise✖Anymore✖Anyone✖Anyway

Koichi Itoさん撮影

■お手本

「世阿弥の稽古哲学 増補新装版」西平直(著)

1508夜 『世阿弥の稽古哲学』 西平直 - 千夜千冊

「温故知新(故きを温ねて新しきを知る)」という言葉があります。

古来の智恵に新たな視点を得るヒントがある。

筆者が、これを実感するのは、日本の古典芸能やアレクサンダー・テクニックに接したことが大きいのですが、その本質をなすのが、

「稽古(アレクサンダーテクニックでは「ワーク」)」

です。

本書のスタンスは、「はじめに」で、明確に示されています。

「第一に、世阿弥の伝書に焦点を絞り込む。

ということはその謡曲を扱うことはない。

第二に、世阿弥のテクストに限定する。

世阿弥以後の芸能史に守備範囲を広げることはない。

第三に、テクストはすべて先学の遺産に依拠する。

文献学的考証には遡らない。

(中略)

第四に、現代の稽古風景を前提にしない。

(中略)

「世阿弥・伝書・稽古」のテーマを鮮明にするために、多くの課題は背景に回さざるを得なかったということである。」(西平直著『世阿弥の稽古哲学』p.iii.より)

■Anywise

意味:どんな場合でも、どんなことをしても

「回り道」こそ近道?

理屈では、「正しい理由付け」だったのかもしれなかったけど、実際には、何の進歩も生みださなかったことってあったよなぁ~

スイミングスクールに通っていた時、

「泳げるようになる」

という目標や向上心など、生徒さんに、全然意識させず、特に、最初のうちは、ただ、

「遊ぶ」

だけが効果的だったりするのだと、インストラクターの先生が言っていましたね。

数々の遊びやゲームをやっているうちに、いつの間にか、水に対する抵抗が薄れていっているんですね。

自分がいかに、

「理屈」

に染まっていて、

「理屈」

で、人を動かそうと、躍起になっていたかを、痛感したことってないですか^^;

結局のところ、人間を動かす一番の原動力は、

「快感」

なのかもしれない、と思ったりします(^^)

人生における充実感は、

「さまざまな感情を、いかにうまく快感に結び付け、行動を起こすか」

にかかっているのかもしれないなぁ~なんて、ね(^^)

そのためには、時には、

「目標から目を離して回り道してみる」

ことが、かえって、目標到達への近道であることも、時には、あるのだろうと思います。

「急がば回れ」

とは、良く言ったものですよね(^^)

【今日のお稽古内容(その1)】

新しいことが必ずおもしろい訳じゃない。
ただ、面白いものは必ずどこか新しい。
回り道をたくさんしよう。
ギリギリで生まれるひらめきを信じよう。
昨日とちがう答えを見つけよう。

Julius Rodriguez「BLUE GIANT “MOMENTUM” 」

Note:
anywiseという単語は、古語であり、現代の英語ではあまり使われない言葉です。
この言葉は一般的には"どうにかして"や"いかなる方法でも"という意味で使用されます。
文脈によっては"どうしても"や"どうにかして"という訳し方も適切な場合があります。
anywiseは比較的フォーマルな文体で使用され、日常会話での使用はあまり見られません。

■Anymore

意味:〈米話〉この頃、最近は◆肯定文で。

物じゃない、何かで、楽しむことができた頃。

今も続いている気持ちなんだけど、持ち続けたいのは、物ではなく知恵や経験。

特に、経験は、自分の中に、しっかりと溜まるから、いつでも使えるしね。

そこに知恵が加われば、鬼に金棒!ってなわけにはいかないのが現実ですが^^;

でもねぇ~物は古くなるし、荷物になるし、飽きるし、って考えちゃう。

だから、お金があったら、衣食住関連の何かを買うより、遊びたい派ですかね(ニヤリ)

どう思うかによって、感じ方が違うよね!?

嫌いだと苦しい。

好きだと楽しい。

イヤイヤやると苦しい^^;

楽しもうと思ってやれば、それなりに楽しくなると思うんです(^^)

苦しいこともあれば、楽しいこともある。

苦しみと、楽しみの、どちらに、心の焦点を合わせるかるかによって、見えるもの、気づくこと、感じ方が違ってくるのでしょうね。

苦しみがあるから、よりいっそうに楽しさを感じられるということもありそうです(^^)

働くことを楽しめる。

学ぶことを楽しめる。

遊ぶことを楽しめる。

趣味を楽しめる。

夢や目標をもって努力することを楽しめる。

まわりの人といっしょにいることを楽しめる。

歩くことを楽しめる。

くつろぐことを楽しめる。

食べることを楽しめる。

寝ることを楽しめる。

等々。

生活の中に、心から楽しめることを、一つ一つ増やしていけたら、それだけ幸せになっていけるのかなって気がします(^^)

そうそう、思い出してみてほしいんだけど、決して裕福ではなくても、楽しい子供時代ではなかった?

海に、山に、川に、楽しいことを探して楽しんでいた頃のことを!

ニュースを見ていると、悲しい事件が多くて、気持ちが希薄になっているのかと思ったりする。

お金じゃ買えないものが、たくさんあるんだよなあ~やっぱり。

そして 、へこんでも、へこんだ分だけ、笑えるタフさを持っている子どもや大人が、少なくなったような^^;

これって、精神的タフさ、ですよね。

気持ちの切り替え方って、昔は、どうやって学んでいたんだろう?って考えてしまいました。

物があふれてすぎて、何が本当に欲しいのか、分からなくなってしまう前に!

【今日のお稽古内容(その2)】

人生にフリーサイズなんてない。
心地いい生き方は人によって違う。
本当に大切にしたいものに時間を使えているなら、それはきっと、いい人生だと思う。
なにげない毎日の、ふとした瞬間も、自分の人生を、自分のサイズで。
電池切れまで、遊んでおいで。

カノエラナ「Queen of the Night」

Note:
anymoreの語源は、"any"と"more"が組み合わさってできた言葉です。
"any"は「いかなる」という意味で、"more"は「もう一つ」という意味を持ちます。
つまり、anymoreは「もう一つどころか、全くない」という意味を表します。
この言葉は、否定文で「もう~ない」という表現に使われることが多いです。

■Anyone

意味:誰でも◆肯定文で

他力本願というか・・・

自分で何かを決めるのは、意外と勇気のいることだよね。

自分で決めたからには、その責任は、自分で取らなければならないから。

その責任を回避したいのか、最近は、自分で何かを決めるということが、できない人が増えている?

変な例えだけど、まっ白な画用紙を与えられたら、案外、何を描こうか悩むものです^^;

そうそう、今の世の中、なんとなく、誰かがやってくれるだろうという感覚が漂っている。

そんな雰囲気があること、正直、すごく分かる。

あえて、自分は、しなくてもいいやみたいな。

できれば、関わらないほうがいいやって感覚。

今の状況を、わざわざ変える必要なんてないさって思う気持ち、わからなくもない。

変化を恐れる気持ちは、誰にでもあるよね。

でも、そう思っている限り、現状は、現状のまま^^;

安定はしているかもしれないけど、すごいチャンスを逃しているかもしれない。

それに、自分で決めて始めると、実は、けっこう楽しかったりもする。

もちろん、最初は戸惑うし、不安なんだけど^^;

でも、自分で決めたんだから、誰のせいにもできない、という気持ちから、お尻に火が点いて、思わぬ力が出たりすることもあるんじゃないかなぁ~って思います(^^)

そして、自分で決めたことを、ある程度、こなすことができるようになると、これがまた楽しくなる(^^)

そこまでの道程は、とても長いかもしれないけど、時に、覚悟を持って進んでいかないと、ね(^^)

そう、春、だし(^^)

【今日のお稽古内容(その3)】

ものすごいものを見て、いったん落ち込むほうがいい。
たたきつけられたその地面の低さは、すべての基準になれるから。
最初に、うまくやらないと決めて、リスクを冒せ。
なんどでも冒せ。
なにより危険なのは、なにも生まない無難なプレーだ。

milet「Anytime Anywhere」

Note:
anyoneの語源は、「any(どれでも)」と「one(1つのもの)」が合わさって形成されました。
つまり、誰でも1つのものが存在することを意味する言葉です。
英語には、このように複数の単語が合わさって新しい単語ができることがよくあります。

anytimeの語源は、「any」と「time」が結合したものです。
「any」は英語で「どんなものでも」という意味を持ち、「time」は「時間」という意味です。
つまり、anytimeは「どんな時でも」という意味になります。
この言葉は、時間的な制限を設けずに自由に行動することを表す表現として使われています。

anywhereという単語は、どこかという意味を持ちます。
具体的な場所を指定せず、あらゆる場所を含んでいるというニュアンスがあります。
例えば、「I can work from anywhere」と言うと、どこでも働けるという意味になります。
この単語は、どこにでも適用可能でどこにでも存在しうるという柔軟性や拡張性を表現する際に使用されます。

■Anyway

意味:何としても、どうしても、意地でも◆強く発音される

未来は周知?

占いは、いつもブームですね(^^)

人は、未来を知りたがる生き物。

でも、分からないから、可能性を感じられるものだし、分からないからこそ、冒険できたりもする。

だけど、知りたい気持ちも強いんですよねぇ~

不安な時ほど、そう!

思ったのは、占いに頼ったりすがったりするのではなく、自分の弱いところを知って、認識することで、生きやすくなるのなら、占いも、いいのかなって思いました

実のところは、占う前に、結局、どうしたいかは、すでに自分で決めているんでしょうね(^^)

占うことで、

「先の知れた未来」

も、未知のものとして、積極的に信じて行けば、きっと何かが変わっていくだろうから♪

その位の気持ちの余裕も大切ですね(^^)

常にポジティブで、って訳にはいかないかもしれないけど、できるだけ、

ネガティブ”≒”後”<”ポジティブ

ぐらいの感じで、生きていきたい。

未来を作るのは、自分だもんね(^^)

【今日のお稽古内容(その4)】

わたしは、素晴らしい過去になれるだろうか。
悩んで、迷って、選んだ道は、心の中の地図になる。
飛びまわって、前のめりに転んで、見つけて、起き上がって、つかんで、おおきく吸いこんで、再び、歩きだす。
こころに、栄養を、あげましょう。
わたしの春は、いつも、わたしが始める。

ユリイ・カノン「おどりゃんせ」

【民謡日本一×三味線世界一】「おどりゃんせ」(coverd by 竹野留里・駒田早代)

Note:
anywayの語源は諸説あるが、一般的には「どの道にせよ」という意味の「any way」から来ていると言われている。
また、16世紀の英語で「any way」は「どうでもよい」や「つまらない」という意味でも使用されていた。

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