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【美術を楽しむ日】「びじゅ(10)つ(2)」(美術)
![](https://assets.st-note.com/img/1727778621-GrN2BRWLhCS8AQITKebdkYtE.jpg?width=1200)
「教科書で見た」
は、見たうちに入らないので、この機会に、
「本物」
を見に行ってみますか(^^♪
ここで、
「おもしろい」
という言葉を考えてみます。
「面白い」
と書きますが、この言葉は、日常的に使われる言葉だけど、実に多義的な概念を含んだ言葉です。
大きく分けると、笑えるような
「面白さ」
と、興味をそそられるような
「面白さ」
があるのだと、森博嗣さんは、本書の中で述べていました。
「面白いとは何か? 面白く生きるには?」(ワニブックスPLUS新書)森博嗣(著)
![](https://assets.st-note.com/img/1727778669-zr9NY7qfgARpMU08O3hswbiK.jpg)
確かに、この両方の要素をもっているものが、たくさん存在していることに、気づける筈です。
「面白さ」
は、多分に、個々の
「感覚的」
なものであり、
「こうすれば面白くなる」
というわかりやすい手法はなくて、大勢を集めて、会議しても、たぶん
「面白さ」
は生み出せません(^^;
例えば、「面白い」の語源は、
色んなルーツがあって、興味が湧いてくるし、
「面白い」
は、万人に与えられた十分な権利であり、生きること自体もまた、
「面白い」
を探す旅だとも言えます(^^♪
例えば、
「面白い」
は、
「一面が白い」
とも書き直せて、おやおやおや、
「白いキャンバス」
であるとも捉えられるけど、
![](https://assets.st-note.com/img/1727778821-LMoxtIDkTb9R8B4wWNhEzKyQ.jpg?width=1200)
等の白を基調とした絵が高く評価された
「白の画家」
モーリス・ユトリロを、思い出させてくれたりします(^^)
こんな感じで、
「白紙に戻す」
「初心に還る」
というのは、
「面白い」
状態へ還るためのリセットなのだと考えてみると、折角の「美術の秋」を楽しむためにも、完成された絵の前で、
「白いキャンバス」だった状態をイメージして、
■自由に
■無限に
美術を楽しんでみるのも、
きっと、これからの時間を、
「面白く」
する切っ掛けになるように感じます(^^♪
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