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【日課を大切にする】毎日の生活に根ざしているシンプルな習慣

黒田明臣さん撮影

自分にしか変えられない時間があります。

自分の時間は、大切な自分・他人・モノとの時間でもあります。

時間の長さは、変えられません。

でも、大切な自分・他人・モノと過ごす時間配分は、変えられませんか。


日々の忙しさの中。

何気なく、気づけなくなってしまっている大切な自分・他人・モノとの時間。

それは、人生の節目、節目で限られた時間でもあります。

今日は、自分と自分の大切な自分・他人・モノとの時間

「Precious Moment」

について考えてみませんか?

明日からの毎日を、もっと大切にしたくなるために。


朝食抜きより。

朝食手抜き。


ちょっとした瞬間が、私たちを、本当に、幸せにしてくれます。


日々のなかで起こるたくさんの小さな出来事や、ToDoリストをチェックするといった事柄こそが、私たちを幸せにしてくれたりします。


そう、

「習慣」

になった

「努力」

を、

「実力」

と呼んでよいと思います。


ただ、注意しておきたいのは、日々の習慣に変化を起こそうとしても、ほとんどの場合は失敗するということ。


変化するのは難しいというのもありますが、それ以上に、戦略的に考えずに

「大きく大胆な目標」

だけを設定したり、

「成功を視覚化する」

等、

「画一的な解決策」

を展開しようとすることが原因です。

しかし、自分の行く手を阻む原因を見極め、その障害に合わせて解決策を講じることで、習慣の変化を実現しやすくなります。


そこで、一番の着目点としては、

「効果的な方法」

よりも

「楽しめる方法」

を選択しているかどうかということです。


シカゴ大学のAyelet Fischbach氏と彼女の元学生であるCornell大学のKaitlin Woolley氏の調査によると、

「変化しはじめたいときに必要な活動が少し面倒」

だと、ほとんどの人が、うまくいかないことがわかったそうです。


要は、

「効率的だから続く」

のではなく、

「楽しいから続く」

のだということです。


変化に対する一般的な障害は、経済学で

「現在バイアス」

と呼ばれるものです。

「現在バイアス」

とは、先々得られる報酬よりも、すぐに得られる満足感を重視する傾向のことです。


その結果、遠大な目標を達成するために、辛いことを、毎日継続するのは、非常に困難であり、なかなかできません。

辛いとすぐに投げ出してしまいます。

これは、学校の勉強でも、食事でも、運動でも、同じです。

楽しいやり方で目標を追求している人は、苦しい闘いをしていないので、長く続けることができます。

そういう人には、

「現在バイアス」

は、不利に働いていません。


楽しみながら変化を遂げる助けになる手法を、

「テンプテーション・バンドリング」

と呼んでいます。

運動のように、普通は、ちょっと辛いと感じる長期的な目標を追求しながら、くだらないテレビ番組を、一気見するという誘惑を、楽しむというものです。


習慣化を長続きさせるためには、柔軟さが鍵であり、ルーティンは、

「思考停止」

になる可能性もあるため要注意です。

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