本当にやるべきことは
あなたが人生で本当にやるべきことって何だと思いますか?
ひとつは、自分が幸せになること。
これは間違いなく、絶対にやるべき、なすべきことです。
何かをやるから幸せになれるとか、理由や条件やコンディションのあれこれ考えるのではなく、とにかく幸せに生きること、そうでいるための選択を常にすることが、本当にやるべことです。
幸せでなかったら、楽しくないし、自分が幸せでなかったら余裕もないから周りをどうこうしようにもできません。
だから、まずやるべきことのひとつは、自分が自分で幸せでいることです。
そのための努力です。
それから幸せになることのほか、それぞれ何かしらのミッション(使命)があると思いませんか?
役割ともいえますね。
何かしらの影響や貢献で次の世代により良い場所を残していくのが人間なのでそのための使命、役割です。
実際、人って自然に貢献したいという気持ちを持っています。
たとえば、やりたい仕事がわからないという人でも、どんな仕事がいいか理想は?と聞くと、何か具体的にはわからなくても、ほとんどずべての人が、何かしら人の役に立ちたい、という答えが返ってきます。
これは無意識ですが、貢献すること、役に立つことで自分の使命をまっとうしようというか、その気持ちを自然に持っていることの現れです。
一度にたくさんの人に影響を与える使命を持っている人もいれば、周りにいるほんの数人のための使命を持っている人もいます。
だから有名な人もいれば無名な人もいる。
有名であれば広く多く貢献できるけれど、無名の人の貢献がなければ足らないので、どちらがより優れている問題ではないのです。
要は自分の役割、使命を意識できて、それをやることに意味があります。
これって、持って生まれたものかなと感じることも多く、私たち自身で決めるものではないような気もします。
何か運命的・宿命的なものを感じるというか。
使命というと、大げさな感じもしますが、これをやるために生きているんだなあと思えるものがあって、それを実際にできるなら、人間はとても幸せなはず。
そこに自分の生きている意味もよく見えるし、それはまた幸せなことです。
自分がなぜ生きているか、目的や理由が見えると、人生はまったく違うものになりますよね。
モチベーションの問題なんかまったくなくなるし、不安も減るし、周りの言うことも、どうでもよくなってきます。
人と比べて落ち込むこともなくなります。
逆に、生きる意味がよく見えないときは、投げやりにもなるし自分の価値を必要以上に下げたり、私なんか生きていても意味がない、などと卑下したりして、大変なもの。
どうでもいいことに振り回されたり、傷ついたり、疲れやすい状況にもなります。
これでは、やっぱり幸せじゃありません。
自分のやるべきことは、仕事の上でもあるし、あるいは、家庭や家族の場で、人間関係の中で、またはコミュニティの中で、といろいろ場所はあります。
自分なりの、という言葉がありますが、ここはまさにそれでいいのです。
自分なりに考える自分のやるべきこと、自分の生きている意味、使命、役割を考えてみてください。
大きければ素晴らしいけれど、でも大きくなくてもまったくかまいません。
今はっきりわからないのなら、それもけっこう。
これかな?と思うことからやってみれば十分です。
大きな視点から、自分が幸せになるため、そして何かしら役に立つための、本当のやるべきことは何か考えてみると、答えは意外にシンプルかもしれません。