【身辺雑記】人文書の読者を広げる活動紹介
6月23日(金)は、名古屋に日帰り出張だったのですが。
打ち合わせ時間に余裕を持って移動したので、丸善名古屋本店に立ち寄ってみました。
昼時だったこともあり、本屋さんは静かで、人も少なく、気持ちよく、本の大海を回遊(^^)
未知なる本との出会いや、心揺れる自分と向き合えると思うと、楽しい場所だと思います。
でも、書店の減少に歯止めかからず過去最悪(全国の「書店ゼロ」の市町村は、26.2%に悪化。)になっており、この文化は、無くしたくないので、個人的には、身銭を切る&紙の本を読む派です。
色んな本を眺めているだけでも、めまぐるしい化学反応が起きている場所なので、会社の帰りは、時間が許す限り、本屋さんに立ち寄るようにしています。
さて、丸善名古屋本店で見つけたのが、鹿島茂さんの「思考の技術論」。
「思考の技術論」鹿島茂(著)
著者曰く、「うまい『分け目』さえ見つかれば、世界は一気に認識しやすくなるので」の視点は参考になります。
新しい観点から眺められる幅が広がると、仕事上、自分の頭で考えるというイノベイティブな発想を手助けしてくれるので、とても助かります。
丸善名古屋本店の6Fでは、ブックフェア「名古屋の大学の先生が選んだおすすめの人文書フェア Vol.7」を開催していて、面白うそうな本を選書していました。
そう言えば、人文書の読者を広げようと2010年から始まった「紀伊國屋じんぶん大賞」は、新宿本店から立ち上がった企画です。
今年の大賞は、以下の通りです。
この企画は、昔から参考にしていて、以下の通り、バックナンバーも見れるので。
もし、興味があれば、本選びの参考にしてみてください。
【雑学】
本好きのレベル(あるいは深刻度):『本の虫の本』 p38
本好き:50冊ぐらい家にある
読書好き:100~200冊
書豚(しょとん):千冊くらい
書狼(しょろう):本を並べるためだけに家を買う
書痴(しょち):世の中に5冊だけの本を全部買い占めて、4冊を破って捨てる。
書淫 (しょいん):読書にふけること。非常に書物を愛すること。
私は、書豚クラスですね(^^)
同じ豚なら、豚でありながらその言動や一挙手一投足がダンディでかっこいい空を飛ぶひとりの豚(おとこ)「紅の豚」に憧れるかな。