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明るい光を浴びながら甘~いおめざをほおばって
中村天風曰く「「思っちゃいけないよ」と言われると、「思っちゃいけないと思ってしまう」。」そうな。
わかりますか?
その絶対にできない相談を、絶対にできるもののように思っているのが学者や宗教家や、我々の常識だそうです。
いかに理性を増やしても、磨いても、研いでも、この世の中には、わかることとわからないことがあって、わかるよりわからないことの方が圧倒的に多いのも事実です。
孔子もすでに二千年の昔こう言っていました。
「学んでいよいよ苦しみ、極めていよいよ迷う」
人生は苦の娑婆だなんていっているのは悟りを開けない奴がいっている寝言なんでしょうねぇ^^;
生きる正しい方法を知って生きたら、人生ぐらい愉快な、人生ぐらい恵まれた、人生ぐらいありがたいものはないんじゃないかって気もします(^^)
結局、心が人生を感じる感じ方でそのまま極楽にもなり、地獄にもなるわけです。
そこで、心に極楽を感じせしめて生きようとするには、心の中を掃除しなければだめで、要はクリーニングしなきゃだめだってことです。
そうしないかぎりは、どんなに学問をしようが、どんなに幸いに出世して、名誉、地位を高めてみても、またお金ができてみても、はたから見ると幸福そうにみえるかもしれないけれど、本人自身はちっとも幸福じゃないんじゃないかって思います。
般若心経でも「無苦集滅道」といって、苦しみも、苦しみの原因も、苦しみからの解放も幻想であるとし、苦しんでも意味はないが、苦しみを回避することもまた意味がないと説いていると思っています。
抵抗ができないものだと分かると、対処方法がないかというとそうでもないんですよね!
しょうもないことをやっている自分に、「気づく」ことも多いから^^;
「あっ、またつまならい取り越し苦労的な悩みをやっているな」と自分で自分の状況に気づけば、最低限そのことで頭がいっぱいになり、パニック状態になることから、離れられます。
そして、今はそれほどに最悪な状況ではない、つまり生きているということに感謝して、できていないことより、できていることを、持っていないものよりも、既に持っているものに目を向けることで気分が大きく楽になるものです。
中村天風曰く「さあて、この言葉だ、あるがままに生きる。」。
そして、「あっそうか、と気づいた時が新しいバースデイであります。」って、良いと思いませんか?
そんな気分もプラスして幸福感に満たされる朝♪っていいですよね(^^)