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【メモ(memo)】するのではなく、存在することに集中する!

掃除や片付けができなくて落ち込む女性や男性、意外に多いものですが、あなたはいかがですか?

家の中がちゃんとしていないと気がすまない人もいます。

掃除が苦手な人にとっては、羨ましいお話ですね。

掃除ができていないことは、事実としてとらえれば別に大きな問題というものでもありません。

でも、実際には、やはり整理整頓された環境のほうがいいし、片付いていないより、片付いていたほうが気分もすっきりします。

なので、自分で掃除ができていない、片付けられないと思うことそのものが、ひとつの大きなエナジー・ドレイナー(ココロにひっかかること、頭の中に常にあって、無駄にエネルギーをとられること)ですね。

私が一番重要だと感じるのは、掃除・片付けができない自分に対して、否定したり落ち込んだりしないこと、そして、こんなときこそ、自分に、少々、根気を持つことです。

ここでイライラしたり、自己批判でダメだと思ったり、なんで掃除できないんだろう、と疑問に思うことも、結局、役に立たないからです。

無理にやろうとしても、多分、結局やらないことになり、また落ち込む、なんて悪循環もありえます。

いつも、自己批判しても変わらない、というのはここです。

いつ掃除したり、片付けモードになるかのメカニズムは、人それぞれで、これ!、というソリューションがないのが現実。

片付けないことがエナジー・ドレイナーなら、解決法の代表的なのはいくつかあります。

とにかくやる。

エイヤっとできるものなら、それは、すばらしいです。

リフレーミングして考えて、私は、掃除をしたくないのだ、と認めて誰かにやってもらえるようになろう、と見るのもひとつ。

掃除したくないなら、逆に、どうしたら掃除しなくてすむようになるか、考えてみるのも面白いでしょう。

いずれにしても、なんでできないんだろう?と考えても、きっと答えが出てこないのです。

なぜを知りたいニーズが私たちには備わっていますが、ときに、これを手放すのが必要なときがあります。

実際の現場において、多くは自分のあり方、考えかた、見方を中心に進めることが効果的です。

そこに多くの答えがあり、自分で変えていける可能性がたくさんあるからです。

それでもときに、必要であれば、これをやってみたら、あれをやってみたら、という「行動」中心のやり方に意識を切り替えてみる。

この考え方は、”focus on being, then doing”と言い、まずは自分(being)、それから自分のやるべきこと(doing)を、となります。

お掃除や片付けは、まさに「行動」のお話で、片付けや掃除そのものは、とてもシンプルで、誰でもできるし、やれば終わりというもの。

でも、その行動が取れないところに鍵があるので、これをやる、あれをやる、では解決しなくて、自分の内側を、よく見つめてみるべき典型的な例とも言えます。

セルフサボタージュだったり、自分の気持ちが乱れて、整理整頓できない時期だったり、といろいろ背景はあるかもしれません。

そんな時期もあるさ、と自分をあまり非難しないようにして、自分の”being”にフォーカスしてみてください。

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