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【遠くを見るのを忘れていないか】夢中で本を読んだあとは遠くを見るといいよ

Kosuke Miyakeさん撮影

「優しい世界は、どこですか?」

と質問されたら、

「そんなに遠くじゃないといいなあ」

って、答えてそう(^^)


確かな一歩の積み重ねでしか遠くへはいけないとしたら、遠くに行くことは、ある種の魔法で、戻ってきたときには、すべてが変わっているということは、日常と非日常って、意外と、遠く離れてなんか、ないんじゃないかなあ。


「この時代を、逞しく乗り越えて、遠く、はるか遠くへ、羽ばたいて行こう」

ってキャッチフレーズは、言い換えると、近い価値観や手に届く夢等々、何時の間にか、私たちの生きる世界は、とても小さくなっていないかってことへの警鐘と言えるので、時に、無理矢理にでも、現実の先へ、常識の外側へ、出てみる。


要約すると

「可能性よ、遠くを目指せ!」

ですね。


目を閉じて想像してみる。

遠くの会ったこともない人を。

その人の笑顔を。

その人の涙を。

知らなかった歴史を。

ありえるかもしれない未来を。

想像から生まれるものが、遠くの誰かと結んでくれると、心強いよなあ~って感じる。

想像すること。

世界は、そこから再生して、ひとりじゃない、世界がある事を教えてくれます。

つまり、いちばん遠くまで行ける乗りものは、改めて、

「想像力」

かもしれないよ、なって、やっぱり、そう思う、秋の夜長に(^^)

【参考図書】
「家から5分の旅館に泊まる」(スタンド・ブックス)スズキナオ(著)

「深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと」スズキナオ(著)ポッポコピー(イラスト)

「遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ」スズキナオ(著)

「遠くから見たら島だった」ブルーノ・ムナーリ(著)関口英子(訳)

「木をかこう」(至光社国際版絵本)ブルーノ・ムナーリ(著)須賀敦子(訳)

「ファンタジア」ブルーノ ムナーリ(著)萱野有美(訳)

「空想旅行 ブルーノ・ムナーリのデザイン教本」ブルーノ・ムナーリ(著)阿部雅世(訳)

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