【個性的な作曲家がいっぱい】作曲家も同じ人間
ベートーヴェン
モーツァルト
バッハ
所謂、クラシックの作曲家について、 通常、私たちが抱くイメージは、まず、
「複雑な音符をあやつる並ならぬ人」
「天才」
「私たちとは違う特別な人種」
ではないでしょうか。
そんな人間が書いた作品は、だから、大抵が立派なもの。
聴き馴染めないとしたら、それは、凡人である私たちに問題がある、
というふうに考えがちです(^^;
1年、2年後にも、聴かれる作品を残したという点で、それは、確かに、その通りなのですが。
偉大なとか、天才を、過度に意識しすぎると、作曲家たちを神格化してしまって、却って、その人間像を、見失ってしまう気がしないでもない。
作品の素晴らしさを味わうには、実は、彼らも、私たちと同じ人間だった。
たまたま、生まれた時代や、国が違っただけ。
泣きもすれば、笑いもし、恋もすれば、苦労もした。
普通の人間の一人。
ただ、音楽的才能だけが、私たちと違ったにすぎない、そんな人間が、悩んだり、苦しんだりしながら、作曲したのだと考えた方が、より、身近で冷静に聴けるのではないでしょうか。
実際、人間としての作曲家に目を向けてみると、実にさまざま。
現代の私たちと、大して変らない、笑ってしまうような行動・生き方をした人、苦労した人、遊びをした人、恋愛や結婚に失敗をした人、無残な死に方をした人等を、いくらでも見つけることができます。
作品もいいけれど、時には、そういう作曲家たちの人間像にスポットをあて、彼らの世界が、どうなっているのかを探るのも、クラシック音楽と親しむための、有効な手段であり、楽しみではないかと思っています(^^♪
ここでは、そのさわり。
特に、個性的な生き方や、エピソードで知られる何人かについて、 断片的ながら、ご紹介してみようと思っています。
いずれも、有名な作曲家ばかりですが、
「クラシックの世界には、こんな人がいるのか」
と知って頂くだけでなく、人間臭い、そのエピソードから、
「彼らの世界も、私たちのそれと同じ。そんな中から作品も生まれたのだ」
と、想像して頂くとよいと思います。
親しみにくかった曲にも、もしかして、急に、親近感が湧いてくる。
ということが、もしかして、充分あり得る筈ですから(^^♪
クラシックの作曲家たち