危機感もたまにはいいよね
登山家である栗城史多は、「明日になれば仕事があるし、コンビニに行けばごはんもある。そんなにがんばらなくても生きていける。その感覚が、本当の力を麻痺させているのかもしれない。」と語っていました。
安心して油断すれば、その時点で成長は止まるし、楽な方を選ぶようになるものです。
常に危機感をもって、更に良くなることを心がけるようにして、安心感と危機感の適度なバランスを保って、成長し続けていいけたらと、そう、考えています。
また、画家である朝倉摂は、「仕事をするということは、危機感に支えられ、自分の精神を絞り込んでいくことなんですね。」と語っていました。
危機感を持つことは、それが改善や変化につながることになります。
いまの状態が行き詰ったらどうするか、常に危機感を持つようにしてみてください。
何もしなければ、やがて衰退してしまうのだから、常に先手を打って考えておくことがポイントです!
自分の望み通りに、周りの環境は変わってはくれないのだから、自分が環境にうまく対応できるように準備し、変化していく必要がありますよね。
変化しなければ、現状維持も難しいから、周りの環境が、この先どう変化しても対応できるように、次の一手を考えておことが大切です。
詩人のウィリアム・クーパーも「一度も恐怖したことのない人間は、なんらの希望をも持ち合わせない。」とも話しており、危機感がある方が、安定しているときよりも、真剣になれるとも考えられますよね。
恐怖を感じたら、そこから反転して、良い方向になるように目を向けて、そのエネルギーを良い方向に利用して、恐怖を乗り越えていきたいものです。
但し、大抵の人は、本当に自分に危機感が迫るまで、真剣に考え行動はしないから、危機感で押しつぶされるか、新たな道を切り開くか、どちらかになってしまうので、ピンチの時こそ、新しいことを始めるチャンスだと考えるクセを持ってみてください。
そうは言っても、マキャヴェリも言っていましたが「天気のいい日に嵐のことなど考えてもみないのは、人間共通の弱点である。」んだよね。
起きてもいないことを気にしすぎるのも良くないが、絶対に起きないということもない。
あらゆることは起きる可能性があるということは、いつも意識しておく。
また、どんなことが起きても対処できる柔軟さと、危機感は常に持っておく。
そして、機会というものは、いつも初めは、一つの危機として来るか、あるいは一つの負担として現れてくるため、多くの人は、分かっていても、身に迫る危機感を感じるまで、なかなか行動できないので、いま危機感を持っていることは、変化するチャンスだと考えて、前向きに進んでいけたら良いですね。
追い込まれる、辛いと感じていれば、そこから変化できるきっかけが見えてくると信じて。
何か行動を起こしていくことは確実に未来につながります。
というわけで、危機感を持つのは不安にはなりますがそれも、上手に使えば良い刺激・きっかけになってくれます。
あなたが最近持っている危機感は何でしょう?
どんな時間の使い方を、見直す必要がありますか?
いまどんな危機感、緊張感を持つことが必要だと思いますか?
絶体絶命のピンチに陥ったら、今すぐ何をしますか?
恐怖を乗り越えれば、どのようになれると思いますか?
今の状況だからこそ、どう考え、どんな行動をしますか?
更にもう一歩上を目指してみませんか?
想定外のことが起きた時に、まず何を考えますか?
いま感じている危機感を、どうチャンスに変えていきますか?
将来予測に対して、次にどんなことをしようと考えていますか?
不運をチャンスに変えるために、いまどう考えることが必要ですか?
いまの状況が変わる前に、どんな次の一手を考えていますか?
3年先のことを見据えて、いまどんなことを準備しておくことが必要ですか?
それを何かのきっかけにして、今までと違う行動を起こしてみてください。
いずれ、新しい展開が待っています。