見出し画像

ChatGPT4使い倒し術_情報の扱い方を変えれば、必ず成功するということです。

ChatGPTのようなAIが身近になって、私たちがこれまでイメージしてきた”頭のいい人”、”仕事が出来る人”の概念が大きく変わろうとしています。

この点を理解し、今後、情報の扱い方に対する意識を変えておかないと大きく取り残される時代になりつつあります。今日はそれについてお話したいと思います。

1.どんな変化が起ころうとしているのか?

皆さんは”頭のいい人”、”仕事ができる人”とはどんな人だと思われているでしょうか。恐らく抜群の記憶力を持った人抜群の行動力を持った人何でもできる人抜群の意思決定力を持った人、だと思います。

『天才科学者はこう考える――読むだけで頭がよくなる151の視点』ジョン・ブロックマン著の中で興味深い記述がありましたのでご紹介します。

アインシュタイン は、 なぜ 自分 の 電話番号 を 電話帳 で 確認 する のかと 尋ね られ た とき、 調べ られ ない 事柄 しか 覚え ない よう に し て いる と 答え た と いう

今 は 覚える こと が たくさん ある 時代 だ。 文明 の 夜明け から 2003 年 の 間 に 収集 さ れ た データ の 量 は、 5 エクサバイト だっ た( 1 エクサバイト = 100 京 バイト)。

それ が 今 では、 2 日 ごと に 5 エクサバイト の データ が 収集 さ れ て いる!   数 分 で 同じ 量 が 集まる 日 は 近い だろ う。 人間 が 記憶 できる 容量 には 限界 が ある。

なら ば、 記憶 に とどめる もの と とどめ ない もの の 基準 を 設けれ ば いい のでは ない か?

ジョン・ブロックマン. 天才科学者はこう考える――読むだけで頭がよくなる151の視点 (p.408). ダイヤモンド社


アインシュタインは、自分に必要な情報だけ記憶して活用し、それ以外必要のない情報は他に任せるという考え方で偉大な発見をしました。

文明創世記から2003年までのデータ量が500京に対して、今は2日で同じ量のデータに対応しなければならないのであれば、もう人の能力を遙かに超えてしまっています。

この状況の中、私たちが成功を手に入れるためには、膨大なデータ分析はAIに任せ、我々人間は次の2つの方法で成果につなげることです。

1つ目はデザイン力です。
AIのアウトプットを分析し、その中から新しい原則や規則を見出して体系化する力です。つまりルールをデザインする力です。

2つ目は認知的負荷を減らすことです。
膨大な量の変化(情報)を処理しようとして、脳の処理能力を超えてしまわないよう、AIを使いこなして変化(情報)を認知する能力です。

今後、私たち人類は、変化(情報)の分析やアイデア出しはAIに任せ、アウトプットされた結果を検証して、新たな事業に繋がるルールをデザインする能力を持つ人たちが、今後有能な人と呼ばれる時代になりました。

皆さんはいかがお考えでしょうか?



いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集