ChatGPT4使い倒し術_マネジメントでの活かし方
先日アマゾンの書籍を覗いていたら、ChatGPT関連の書籍が沢山でてきました。
ChatGPTはどんなものなのか?
使うとすれば、どうやればいいのか?
使ったら、どんなメリットがあるのか?
など分かり易く解説してくれています。
しかし、組織のリーダーがChatGPTのようなAIを使う場合、これら書籍が解説してくれていることでは、ちょっと物足りないのではないかと思います。
今日は、それについてお話しします。
1.ChatGPTの書籍はどんなことが解説されているのか?
何冊さらっと読んだ感想は、大体以下のような構成で書かれています。
・ChatGPTの経緯
・導入の仕方
・無料版と有料版の違い
・プロンプトの書き方
・GPTsの解説
・仕事での活用法(メール代行、エクセルデータ作成、スケジュリング、マーケティングなど)
これはこれで初めてChatGPTに接する人にとっては、非常に役立つ内容です。
しかし、マネージャーやリーダーにとっては、この内容では少々物足りないと思います。彼らの仕事での活用は、メールやエクセルのような実務ではなく、恐らくマネジメントで何に使えるのかが知りたいことです。
そこで、マネジメントでどのような使い方ができるのか、お話ししたいと思います。
2.ビジネスパーソンが抱える悩み
私の現役中、日々感じていた悩みや面倒くさいと感じたことは、以下の3つです。
1)情報分析
方針関係、実績関係の情報、議事録、部下の報告、客先のメール、市場情報など、これらの情報がひっきりなしにメールで送られ、時間を見つけて読んで様々な意思決定をする。
2)メンバーの分析
メンバーの日頃の活動を観察し、「行動特性」や「強み」を見いだして、適正な仕事に割り当てて効率良く成果を上げることを考える。
また半期に一度の評価査定のために、メンバーのプロセス評価や業績評価を適宜行う。
3)社内業務
会議とそれに伴う資料作り。
マネージャーやリーダーは、当初立てた戦略戦術を実践し成果を上げることが最も重要なことですが、組織人はどうしても上記の3つの仕事に時間をとられてしまいます。
3.ChatGPTが現れて、面倒な仕事はどう変わるのか?
最近、ドラッカーのフィードバックというメソッドを組み込んだChatGPTフィードバック手帳というGPTsをChaGPTで作りました。
これは、メールの情報や、部下からの報告や、市場の情報を、音声入力またはテキストでChatGPTフィードバック手帳に入力すると、自動的に1)何が起こったのか(現状分析) 2)なぜ起こったのか(仮説)3)解決すべき課題は何か(課題)4)何をすべきか(戦術)に分析してフィードバック手帳フォーマットに落とし込んでくれます。
ある程度、情報が溜まったら、市場の変化や部下の「行動特性」や「強み」もAIが分析してくれます。これだけでも情報分析とメンバーの分析業務は、ChatGPTに8割は任せられます。
今後、マネジメントにもこんな使い方をすれば、リーダーは戦略戦術や、メンバーとのコミュニケーションに十分な時間を充てることができるはずです。
その結果、効率良く成果を上げられるようになります。
もし、ご興味があれば、以下の記事を是非お読みください。