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私のとっての「まめしばコ!の、いっしょう」と、あなたにとっての…
このまんがのタイトルを見て「あ!これ悲しいやつ?」と敬遠するか方もいらっしゃるでしょう。あるいは「よお~し、泣くぞ!」という方も(いるだろうか??)…?
でも、読んでいただいた方には「あ、そういうのじゃなかった」と感じていただけたかな…と思います。ちゃんとまめしばコのコナンお嬢ちゃんが元気なうちに最終話(第52話)まで描き終えているものですから。
ほこほこ可愛いエピソードの中に楽しく「同じ時を違う時間でいっしょにいてくれる家族動物たちへのラブレター」そして「今元気な仔が家族にいる人へ・これから家族を迎える方へ」を織り込ませていただいています。
家族動物はだいたい「あとから来て、先に旅立って」しまいます。
もうべったべたに愛犬家・愛猫家・愛…家、、の方々には「そんなのわかってる!」かもしれませんが、記しておかずにはいられなくて綴ったまんがです。
先日、中学高校からの親友から「うちのネロくんが天国に行っちゃった」というメールが来ました。ネロくんは真っ黒なキャバリア。16歳。
「こんな時期ですが、
一昨日、いきなり実家のネロ君(16歳10か月)が亡くなり、
夕方、火葬にするというので、最後のお別れに行くまでの時間、
手に取ったのが
”まめしばこのいっしょう!でした。」で始まるメール。
「漫画を読んでいると、
ネロと一緒に過ごした日々が思い起こされました。
ネロは実家で飼った初めてのワンコで、
全てが手探りの子育てでしたが、
ネロは私にとっては、結婚前は彼氏であり、結婚後は一人息子の様な存在でした。」
そして
「まだまだ元気で生きられると思っていたので、
あまりに突然で・・・・・
でも、そんな時に、この漫画をなんだか読み返したくなりました。
特別編の漫画をまだ姉に見せていなかったので、
ネロ君とのお別れの時に、
姉に読んで・・・って渡したら、
姉も、ネロ君が亡くなった夜、寝付けなくて、まめしばこの漫画を読みました・・・・っとメールが来ました。
”まめしばこのいっしょう”は、こうゆうときに、改めて読みたくなる本なんだ・・・・って思いました。
素敵な本を描いてくれてありがとう!
お礼を言いたくて、メールしました。」
わんちゃんやねこちゃんがいる家庭やこれから迎える家庭に向けて描いていた「テキスト・心構え・交わすやくそく・いっしょの時間を愛してね」を織り込んだ本だったつもりが「旅立たれてしまったあと、心の整理をする本」にもなっていたんだ?!と、私自身が驚いています。
これから迎える方や、迎えたお友だちへのプレゼントにもいい本、にできたらと描いたものなのに。
親友からの文章にある「特別編」というのは、単行本で出したもののほかに作った同人誌です。大き目ボリュームの2冊(それぞれ8話づつ収録)・小さな本1冊・ほかのものに差し込んだ4本。これは単行本には入りきらなかったエピソード集。
単行本は全2巻、53話が入っています。
まだここ(note)で、時々描いたもの(単行本に入っていないもの等)を置いていくつもりです。
でもやっぱりまとめても読んでいただきたいなあと思い、今これを書いています。
紙の単行本は
https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000014126/
https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000014142/
Amazonさんにも置いていますし、電子はkindle版等も2巻ともあります。
どうかお手に取って、まめしばコをかわいがって、ご家庭にいる仔との愛しい時間を大切にあたたかにお過ごしください。
そして、私たち夫婦がまめしばコ・コナンと交わした「13個のやくそく」を広めていただけたら…こんなにうれしいことはありません。
どうぞよろしくおねがいいたします。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます…!
追記>最終第52話は「いつか来る未来」を描いています
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