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総員、出撃せよ(中編)

一人の軍人が戦場を駆け抜ける。何度敵を殺めたのに使用したのか分からないナイフを使用し、彼女の綺麗な白髪(はくはつ)を風に靡(なび)かせる。

「あぁ!!!!もう!うーざーいー」

彼女がナイフを持つと、敵軍の兵士が次々に倒れて行く

「あっ、そこの兵士君!敵の兵士に止め指しといて~」

彼女は近くにいた仲間の兵士に命令をする。その兵士は「了解しました。大尉」と言い、役目を果たす。

「豆腐大尉強いっすね~w」

そういう彼はライフル片手に次々と敵を倒して行く。それに、戦場にいると言うのに彼は笑っている。

「少佐、ありがとうございます‼久しぶりの前線で鈍ってるかと思いましたが、良かったです!」

豆腐大尉は、ナイフを動かす手を止めず、言葉を発した

「喋ってるとした噛....っいだ"」
「自分で言って自分が...っいた!!!!」
「「www」」

二人は一般兵士に指令を出しながら、向かってくる敵を片っ端から倒していった。

「やっべ......」

彼がそう言葉を放ったのはほんの数分後だった。

「弾切れって最悪やないかい」
ライフルの銃弾が切れたのだ。

「マジですか?」
「おん」

豆腐大尉は少し困ったような顔をして、インカムをつけた。

『こちら豆腐。京緋少佐の弾が切れてしまったことを報告します。直ちに補給部隊の派遣、お願いします。』

ザー..と、雑音がなり、インカム経由で返事が返ってくる

『こちらハナ!了解しました、直ちにそちらに向かいます。』

再び雑音がなり、インカムが切れると豆腐大尉はこう言った。

「今連絡したので、手持ちの短刀でなんとか耐えてくださいw」
「了解」

彼は手持ちの短刀を使い、再度戦いに集中した。

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「葱杜大佐、この作成を決行してしまうと、我が軍の死傷者が増えるのでは?」

赤色の目の副中隊長、whiteは葱杜大佐の作成では軍の死傷者が増えることが分かり、作戦を作り直すよう、交渉していた。

「別に勝てるなら何でもいーじゃん。α国は僕らの国を舐めてるから、これくらい殺ってから潰すんだよ」

「.......」

少し沈黙が続く、すると再度葱杜が口を開いた。

「反論ある?」

無言、部屋に飾られている時計の秒針の音がよく聞こえる。

「反論.....か知らんけど、大佐は人がどんどん傷ついていくのを見たいん?」

敬語が外れる。

「........まぁ副中隊長がそこまで言うなら変えても良いのだー」

「良かった良かった笑」















手榴弾が飛び交っている、この戦場に、三人の幹部の影があった。

彼らはこの戦争が終わるまで戦いに続ける。

例え、自分がどんな怪我をしても
例え、部下が死に絶えても

中編.終



国王にキャラ崩壊あるかもです。サンプル無理やり詰め込んだらこうなったにだw
いやー、眠い。けど今日もオールの予定です☆

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