#15 お金の器、その大きさ以上には入らない。
こんばんは。ばとーさんです。
今日は、きっと人それぞれ「お金の器」というものがあって、その器の大きさ以上にはお金が入らないようになっているんだな、という話です。
お金の器というのは、実際の貯金箱や銀行口座などのことではなく、人それぞれ大きさの違う、見えない器のことです。大きさが100万円の器の人には、100万円くらいしか入らない。5,000万円の器がある人には、5,000万円くらいが入ります。
これは実際に、自分が投資活動をしていて感じるのですが、どういう理屈か分からないけど、そういうものがあるんだなと感じます。
例えば、いまわたしが1,000万円くらいの器だとしたら、ちょっと調子がよくて、株などのトレードがうまくいって1,500万円くらいまで資産が増えても、ふとした時に調子が崩れて1,000万円くらいまで戻ります。また逆に、ちょっと失敗して800万円に減ってしまった、でもまた1,000万円まで戻ったりします。
器の大きさが変わらない限り、資産額がこの1,000万円付近をウロウロするのです。この器の存在に、投資をする人はなんとなく気付いていると思います。
ある日いきなり1,000万円の器が1億円になることはないと思います。
ですが、偶然が重なって、トレードがうまくいって、資産額が1,000万円から1億円に跳ね上がることは、あると思います。ただし、その人の器の大きさが1億円の器になっていないと、すぐに破滅してしまいます。器が先に1億円になっていて、あとから資産額が追いついてくることもあると思います。
また逆に、1億円の器の人が、ふと気付いた時に1,000万円の器に小さくなってしまっていると、どんどん資産が減っていくこともあると思います。器が小さくなってしまうと、前の大きさに戻すには苦労するかもしませんね。
では、この器の正体はなんでしょうか??
最近、なんとなく分かってきた気がします。
それは、その人がいま正しく美しく使えるお金の総量ではないかと思います。
その人が、自身や周囲の幸福のために貢献できる、社会の豊かさに貢献できるような正しく美しいお金の使い方を身に付けているかどうか、とも言えると思います。
1億円の器がある人は、1億円を自身や周囲の幸福や社会の豊かさの為に使うことができる、またそういう運用ができる人であるということなんだと思います。
そういうイメージや志があるということが、正しいお金の使い方を身に着けているということであり、「器がある」ということなのかなと思います。
偶然で大金を手にした人でも、私利私欲にまみれた人はまだ器が小さいままなので、すぐに破滅するかもしれません。また逆に、素晴らしい志と具体的なイメージがある人は、すでに大きな器があるため、お金は後からついてくるのではないでしょうか。
ではこの見えない器を大きくするためには、どうすればいいのでしょうか?
正直、答えはまだ分かりません。いまのわたしは、この器を無理やり大きくする術を知りません。ですが、なんとなく分かります。
当たり前のことですが、きっと、地道にコツコツと、今できることをやっていくしかないのだと思います。明日起きたら、正しく美しいお金の使い方が身に付いていた!なんてことないですもんね。
毎日できることを少しづつ積み重ねていくのが、遠回りだけど最善な道かなと思います。
文中では、分かりやすい金額として、1億円という金額で書いてみました。一般的には、なかなか非現実的な大金ではありますが、むちゃくちゃ頑張ればなんとか達成できるんじゃないか?!という金額ではないでしょうか。
では、あなたも早速イメージしてみてください。
あなたは、いま1億円があればどういう使い方をしますか?
その使い方は、自身や周囲の幸福や、社会に豊かさをもたらしますか??
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