【FF14】Baumちゃんの黄金紀行録①
メインクエスト「王として、父として」までをクリアしました!
大変面白かったので、今の所の感想を綴っておきたいと思います。
まずね、いきなり戻ってパッチ6.Xの振り返りから書いていいですか?いいよ!(返事)
いや、6.2から突っ走ってここまできたので、印象にすごく残ってるのと対比もありそうだなって感じたので。そう、主にゼロの話です。
「ゼノスがアヴァターとしていた妖異」という立ち位置からスタートしたゼロ。最初は知識などこそあれ、人間性と呼べるものをほとんど喪失しており、彼女の口からは獣の如きヴォイド流コミュニケーションが語られます。
貨幣すら介さないエーテルの直接取引は、資源の枯渇し切った荒廃世界の描写であるとともに、コミュニケーションにおいても信用、信頼というものが極限まで捨て去られていることを暗示します。
そんなコミュニケーションしかとれなかった彼女が、暁の仲間やヴリトラ、ユルス、第一世界の人々たちとの関わりを通して人間性を回復し、最後にはゴルベーザをも説得しきるという大業を成すことができた、というのがこの間の物語でした。
これまでもそうでしたが、FF14は「人と関わることと、その祝福」について繰り返し繰り返し、描き続けてきた作品であると思います。人と関わる上で、その当事者が未熟であることは必然ついてまわります。そのためにコミュニケーションの結果がよくないものとなってしまうことだって、少なくはないでしょう。
アルフィノ、エスティニアン、ナナモ様、チャイ・ヌズ等、初手のコミュニケーションがうまくいかないまま終わる例はそれこそ枚挙に暇がありません。しかし、その後懸命に、真摯に人と向き合い続けた人々は、皆なんらかの祝福を祝福を得たのではないでしょうか。あのガイウスですら、祝福が得られる世界だと私は思ってます。(もちろん、志半ばで倒れる役回りのキャラクターもいますが、と断りつつ。)
「託す・託せる」ことも、祝福だと思っています。例えばエメトセルク、例えばヘルメス、例えばゼノス。
未来が我らの努力と屍の先に作られるなら、我らは喜んでその礎となろう、的な思想ありきだとは思いますが、彼らもまた、冒険者が見た結末としては救われたんじゃないでしょうか。
さて、話を戻しましょう。パッチ6.Xがゼロの物語であったのと同様、7.0は「継承の儀」参加者である4人の物語であると予想できます(ウクラマトだけの、と限らない)。
進めた範囲では、2つの試練(もうすぐ3つ)が完了する所ですが、私はこの時点で最も王座に近いのはウクラマトだなぁと思いました。
というのも、この父王が仕込んだ継承の儀、あまりに教育的に過ぎる。だってほら、各町を巡って選者を探し、試練を乗り越えよ!って言えば少なからず「町を取り仕切る猛々しい戦士」みたいな選者が出てくると思う所、平和な村の村長さんが(3つの村で既に)選者やってて、しかも試練は基本的に「今の村の困りごとを解決せよ」なんですよ?
もうその時点で察しなさい!これ、地方への挨拶回り兼、選挙や!!
魔法のプレートの存在に惑わされていますが、王というのは本質的には王座そのものよりも民に認めて貰えるかが大事じゃないですか(このくだりはナナモ様やチャイ・ヌズ、ガレマルド、ヴリトラ等でも手を変え品を変えやってる)。
なれば、民と関わり、民の本質を掴むことのできる候補が最も王座に近づくのは必然ですよ。この点で最も先んじているのは、見栄を張ることをやめたウクラマトですね。
ゾラージャ兄さんは何人かには優しいかもしれませんが、多分新生のガイウスに非常に近い路線を行ってる。コーナ兄さんは、シャーレアンと新技術好きすぎて自国に目をもっと向けた方がいいですね。そこはサンクレッドが完全に保護者してくれると思うので期待しましょう。バクージャジャはどんなオチで退場するか楽しみにします(?)
と、思ってたらパパからの呼び出しからの完全にそれなの懇談会ですよ。もうめちゃくちゃ嬉しくなっちゃいましたよね。さすが、大陸統一する器ですよアンタぁ…。
p.s.ゼロの帽子被り直すやつ、「ワシには眩しすぎる…」で超絶かわいい。
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