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「ベイトマンニュース」アラン島への旅②シスキンゴルフコース

なんと驚いたことに、先週投稿したブログは「アラン島への旅③」でした。②を投稿したつもりやったのに③でした。やはりちゃんと眼鏡をかけて確認しなければあかんなぁ、と反省しております。
ということで、急遽「アラン島への旅②」を投稿したいと思います。話が前後して、やいこしくなってごめんなさい。

アラン島へ向かうカーフェリーは車が70台ほど乗るかなり大きめの船です。本土からアラン島まではおよそ1時間。まぁ程よい距離ですね。
ラッキーなことに私たちが乗った船はほとんど揺れを感じないほどスムーズでしたが、これはきっと天候によって差があると思います。
船内には飲食スペースや座席もあるんですが、その数がとにかく少ない。私たちが車を止めて船内に移動した時には、もう船内には座るスペースがなく、外の甲板席に座りました。この日は幸いお天気も良くて暖かかったけど、スコットランドの船旅には、コートが必需品だと思いましたね。
それでも乗り降りもストレスなくスムーズで、快適な船旅でした。

アラン島へ向かうカーフェリー
海から見たアラン島。かなり大きい印象。

島に上陸してからは、早速島の反対側にあるシスキンゴルフコースへと向かいます。
実は私たち、今日の間にこのコースでゴルフを2回する予定なんです。デーチケットというのがあって、その日のうちに2ラウンド周るとお値段がかなりお得になるんですよ。ほんまは月曜日にシスキンで1日ゴルフをする予定やったんですが、天気予報をみて、今日(土曜日)の方がいいやろう、と急遽スケジュールを変更しました。
朝早起きして、長距離運転して、フェリーに乗って、その後2回もラウンドするのはちょっとキツイなぁ、とチラッと思ったんですが、まぁなんとかなるでしょう。笑。

島の反対側までは車で30分ほど。島にへばりつくみたいにつくられた曲がりくねった狭い道路を通っていきます。ちょっと走っただけで、この島がスコットランドのミニチュアと呼ばれることがわかります。
海、山、谷、放牧場、森、川、滝、お城…と壮大な景色が次々に現れ、こんな小さな島やのに!とびっくり。

シスキンゴルフコースは、1800年代後半に9ホールコースとしてつくられ、その後18ホールのコースになったそうです。元々農地だった土地を借りてゴルフコースにしていたので、戦争中に6ホールを農地に返却しなければならず、それ以来12ホールのコースとしてやってきました。
このコースは、主として島で暮らす人々のためにつくられたコースです。近年のSNSの普及で世界中の人々に知られるようになり、(私たちのような)オタクゴルファーたちが訪れるようになりました。

ゴルフコース(テニスコートも併設)の小さな駐車場に車を停めると、目の前は海とビーチ。遠くにキンタイア半島が見えます。
小さなプロショップと、モダンなクラブハウスがあり、クラブハウスはゴルファーだけではなく、住民や他のビジターにもカフェを開放しています。

モダンなクラブハウス
これがプロショップ

まずはサンドイッチで腹ごしらえ。いやぁ、このハドック(小ダラ)とセロリアック(カブのような形の野菜。シャキシャキでセロリの味がします。)コールスローのロールが美味しかった。

ハドックとセロリアックのコールスローのロール

そして早速ファーストティーへと向かいます。
ファーストティーはプロショップの目の前。左手はずーっとビーチと海。コースとビーチの間に小道があって、散歩をしている人、馬に乗ってる人、トラクター、となかなかの人通りです。
やばい…。左に曲げるとやばいぞ。散歩していたご夫婦が立ち止まって私のティーオフを見ています。え〜っ、立ち止まらないでほしい。いや、私を見ている方が安全か。いや、でも、見ないでほしい。
そんな心の揺れで、最初のショットはゴロ。あぁ〜っ、残念。でも真っ直ぐやし、海にも人にも当たらず、とりあえずよかった、ということにしよう。
息子は大きく右側。夫はいきなりのダフで左寄り(ダフでよかった。でないと海でした。笑。)

さぁ、いよいよスタートです。

続く

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