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「ベイトマンニュース」真っ直ぐ出して、真っ直ぐ受け取る。

前回は「出した方がいい」という事を書きました。実は私、出すのも苦手なんですが、もっと苦手なのが「受け取る」ことです。
だから夫も息子も出しまくる人達なんでしょうか。こういう出しまくり人種を相手に、受け取り方を学べ、学べ、とずっと言われてきた気がします。笑。

私の悪い癖は、言われたことをそのまま、真っ直ぐに受け取れない、ということでした。単純にただそのまんまを受け取ればいいのに、いろいろ勘ぐって、ひねって、裏をみて、自らこんがらかしてしまう。
まぁその裏には心で思っていることとは違う事を出す相手が多かった、ということもあるけれど、たとえ相手がそうであったにしろ、そういう時は真面目に受け取らずにサラ〜っと受け流してしまえばいい。受け取る時には単純に、そのままを受け取ればいいんだと気づくまでにはずいぶん嫌な思いもしましたね。

夫や息子は違うタイプの出しまくり人種なんですが、2人に共通しているのが「裏がない」ということです。言いたいことそのまんまを、感情そのままを、ストレートに出してきます。時にはちょっとオブラートに包んでもらいたい時もあるんですが、全く嘘がない、というのはほんまに強い事やと感じさせられます。
人間誰しも生きている限り、周りの人全員から同意されたり、共感してもらったりすることはあり得ませんよね。絶対に誰かは自分とは違う意見を持っているし、自分の事を嫌いやなぁ、と思っている人も必ずいます。それは(皆が違うんやから)あたりまえの事で、仕方のない事です。
でも「出す」時も「受け取る」時も、自分自身に裏やウソや、変な狙いがなく、真っ直ぐで正直であれば、それでいいんやないかと思うんですね。
そうやって真っ直ぐに出したことは、伝わる人には伝わる。そして真っ直ぐに出されたものはそのままを受け取る。それだけでいいんやと思います。

実は私は日本発のボーイズグループ「ビーファースト」の大ファンなんですよ。3年前にたまたまYouTubeにスッキリでの彼らのオーディションがあがっていて、それ観て以来ずっとファンで応援しています。
彼らが発するものはいつも全力で、一生懸命で、真面目で、正直で、それなのに楽しい。ほんまにその音楽に、ダンスに、姿勢に、心を打たれます。とにかく真っ直ぐで純粋なんですよねー。
芸能界にいると、きっとそこでは「売れる」とか「人気」とか「ウケる」とかを基準にしがちなんだろうけど、彼らは自分たちがどんな音楽をしたいのか、何を届けたいのかを考え、そこに向かって努力し続ける。他のグループがどう、とか、万人受けするか、とかは関係なくて、ただ真っ直ぐに自分たちがしたいことを発信する。そんな姿が、音楽が、ほんまに美しくて心から感動します。(現在Amazonプライムで東京ドームのコンサートが観れます。是非ご覧あれ。笑。)

うっかりするとすぐに余計なことを考えてしまいそうになるけれど、やはり出す時も受け取る時も、余計なことは考えずに真っ直ぐに。そういう意識を常に持っていたいなぁ、と思います。





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