ジャズ喫茶と中島みゆき

行きつけのジャズ喫茶で中島みゆきがドンドン流れている日があった なぜなのか 

私はだいたい開店と同時(夕方前)に入店しているから、「まだ誰も来ないだろう」と店主はたかを括っていたのだろうか それとも店主の趣味かしら 爆音の中島みゆきに少し動揺しながら、いつもの席に着く 席についてからいつも本を読んでいるのだが、意味の通づる言葉(私にとっては日本語)が歌として入ってくるので、全く先が進まない

そうよ 目を閉じないで 明日を探すのよ
誰も助けはしないから あなたが探すのよ
あんまり淋しくて 死にたくなるような日は
この手の中の歌声を 受け取って歩くのよ

中島みゆき/『歌をあなたに』

などと歌われると胸に響く スピーカーの重低音も胸に響くから何だかこころが揺れるのだ 本を読んでいるような場合ではなくなり、目が泳ぎ始める 揺れるようなジャズもアップテンポなジャズも必要だけど、中島みゆきは人生に必要なんだな 急いでネットで中島みゆきのレコードを手に入れて、お家でも中島みゆき

いいなと思ったら応援しよう!