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(個人事業主)行政への手続きがYABAI

おはようございます、音楽家のKazzです。

もくじ

去年、自分史上初の任意団体として法人番号の取得をしました。(文化庁AFF絡み)

右も左も分からないままでしたが、とりあえず必要そうだったのでやってみたところ、とにかく手続きが最初から最後まで大変でした。

最寄りの税務署まで自転車で片道40分、なん往復したかわかりません。おかげで健康です笑

こういう苦労話をしている時、こういう音楽家の職業の選択肢として王道のオーケストラへの就職、学校の先生、音楽教室や音楽事務所への所属以外にも、

①個人事業主として活動をする②仲間と法人を設立し、任意団体でも株式会社でも仲間と共に活動をするなど、

どこかに所属しないで音楽業務を行い、お金を得る仕組みを教える機会が増えたらなと思うわけです。

個人事業主

僕は2016年開業の個人事業主としてやっと5年を迎えました。それまでは音楽の仕事をし、その収入などをどのようにすれば良いのかなど知りませんでした。(そもそもあまり稼げていなかったというのもあります。)

しかし、何がきっかけだったのかは正直忘れてしまったのですが、開業届や個人事業用の口座の開設など音楽家として仕事が増えていくうちに必要なことが分かっていきます。

そして、その都度用紙をDLし、印刷しハンコを何度も失敗しながら記入、コピー機で複写し、税務署や市役所に行き書類を渡す(必ず控えように同じものを2枚)、控えをもらい、その後数日間記入漏れや内容の不備に関しての電話が来ないか怯える日々を過ごします笑

これ全て本来であればオンラインで可能、また問い合わせもチャットや本人確認が必要ならオンライン通話で可能なのですが、IT後進国の我が国では当たり前に平日8~17時の間に

区役所、市役所、税務署、都庁、県庁にお越しください😄

という結果になります。

また1番厄介なのは、自分が活動をしていく中で、自分自身の活動に対し

どのような申請が必要で、何にどのように税金がかかり、その税金を支払うためにどのような申請が必要なのか誰も教えてくれないところです。

また恐らく日本で好きな人は1%もいないのでは無いかと思うのですが、そうした”決まり”が載っているであろう用紙は、A4の紙にびっしり細かい文字で書かれ、見る人が見れば吐き気を催す内容です。まるで携帯電話の契約書のようです。

でもそれらを知らないと下手をすれば脱税とまでは言いませんが、税金の支払いが延滞扱いになり余計に支払いを命じられることもあります。

これが慣れるまではめっちゃしんどいです。なのでせめて本や小説などを苦もなく読めるよう「文字を読む」ということに慣れておくことを推奨します。

今の世の中、スマフォで動画を見る機会の方が多いでしょう。またそうしたスマフォサイズの画面に映る映像に使われている文字は大きくシンプルに、そしてわかりやすく加工されています。またコミュニケーションを取るLineのようなチャットだってあまり難しい文字は使わないはずです。

そんな中でいきなり、行政が出してくる書類を読み、説明を受け、記入し、提出するというのはかなりのストレスになるはずです。まずは漫画、簡単な文庫本、小説や本などから慣らしていくと良いです。

最後に

昨日の思いつきですが、こうした自分自身の経験をもとに、音大生や音楽で自分自身の個人事業を始められる方向けに1時間ぐらいの授業をやるのも良いかなと思いました。

もちろん僕自身だってペーペーですので専門的なことは言えませんが、河野企画が5年生き残ってきて、これまで自分自身がやってきたことであるのなら共有は可能です。

僕が何度も市役所や税務署に駆け込んだ手間を2度と後進に味わってほしく無いし、「えっ!そんなことしておかなければならないんですか!?」という不安を味わってほしく無いからです。

まとめて実施可能になったらまたご案内します。

All the best

Thank you

Kaz


サポートして頂いた支援は全て金管楽器や金管バンドの奏法の研究、音楽を使ったエンターテイメントの発展に使用させていただきます。