【金管バンド】金管バンドとの出会いから今まで㊽
おはようございます。音楽家、チューバ奏者、指揮者、金管バンドディレクターの河野一之です。
今回もロンドンの早朝から、今日はこのあとウェールズのカーディフへ
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お知らせ
各種お知らせは以下のアカウントよりご覧ください。
12/28(土)年忘れ、イギリス周遊歌合戦2024
2025年2/1(土)16:30開場
ブラスバンド獅子座其の参
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過去作まとめ
前回に引き続き自分の金管バンド歴をアウトプットしてみます。過去作まとめはこちらからご覧ください。
【ネクサス】第20回市民バンドフェスティバル
茨城県内の各種吹奏楽器に団体によって主催されている市民バンドフェスティバル(旧:大荒吹)にてこの年も演奏をさせていただきました。
現在のファッションクルーズひたちなかニューポートもそうですが、ネクサスの定期前のイベントとしてとても良い刺激となりました。
ネクサスブラスバンド第22回定期演奏会
合宿やセクション練習を乗り越え、ついに22回目の定期を迎えました。
ネクサスやRBBもうそうですが、僕と関わってくださるバンド様はみな河野の「こうしたい!こういうことっていけますか?」というリクエストに全力で答えてくださるバンドばかりで、この時もオーストラリアのアボリジニの方々の神話『世界創生の話』を題材とした『Dreamtime / Dan Price』の際にはアボリジニの民族楽器である『ディジュリデュ』を関係各所からどうにか借りてきてくださり演出に加えることができました。(ご尽力いただきましたみなさま、その節はありがとうございました。)
イギリスの物理、数学、天文学者であったアイザック・ニュートン(Isaac Newton)が自然哲学者のロバート・フック(Robert Hooke)に当てた手紙の一節“If I have seen further it is by standing on the shoulders of Giants”、「私が得た功績たちは、これまでの先人たちの功績の上に成り立つものである」。
この言葉から名付けられた作品『On the Shoulders of Giants』、この曲の中にはこれまでのアメリカにおける管楽器の偉人たちへのオマージュが散りばめられています。
この曲も非常に難曲でした。
第一楽章には伝説的なチューバ奏者アーノルド・ジェイコブスも在籍した当時のシカゴ響金管セクションを彷彿とさせる演奏を求められるブルックナー8番。激アツ。
2楽章にはアメリカンジャズよりマイルス・ディヴィスなどのスタープレイヤーたちへのオマージュ
3楽章はアメリカの伝説のバンド、今尚世界中で愛されているスーザ・バンドの名手たちへのオマージュ
といった具合に、当時の金管バンドでできる可能性の範疇を、枠を飛び越えた演奏が必要な超難曲でした。指揮やリハーサル進行も本当に工夫が必要で、自分自身良かったところも次に活かせるところも山盛りな素晴らしい曲でした。
河野が在任させて頂きはじめた最初の二回以降、ネクサスの打ち上げでは大きい部屋を貸し切り、そこで当日自分たちの演奏録画を流しながら飲むというスーパー自画自賛タイムがあり、本当に心から頑張ったメンバーさんの嬉しそうな丘を拝見しながら飲むビールは最高に美味しいのです。
また指揮者にさせていただいてから繰り返し『打ち上げで絶対に反省会はしないように、反省会は家で一人でやりながら練習をしましょう』とお節介ながら申し上げ、そのおかげか打ち上げも終始明るくとっても良い雰囲気です。(そもそもチームネクサスが明るいというのが根底ですが)
最後に
激闘の2016年も後半戦、金管バンド以外にも初めて東北地方にチューバを持ってお伺いさせていただいたり、ソロ業務があったりと色々させていただいていました。
次回はRBBとのクリスマスコンサート、チャルダッシュから始まります。
本日もここまでお読みいただきありがとうございました。
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Thank you
Kazz