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コロナ禍の今やるべきこと

3月からコロナウイルスの影響で前代未聞の国家レベルでの外出禁止となり、仕事を失ったり、失ってないけど暇してたりする方も多いかと思います。

僕はこのせいで全ての演奏仕事を暫く失ったので前者に当たるでしょう。抱えてるものは自宅兼スタジオの家賃くらいなので、店舗経営者さんよりは全然痛手は少ないですが。

僕はこの機会を、ピンチとも思いましたし、チャンスとも思いました。仕事が無くて大変ではありましたが、国が「持続化給付金」などの保証はしてくれましたし、100万円の保証を考えれば、3〜4ヶ月は働かなくてもいいわけです。

そして、コロナで困ったクリエイター・アーティスト向けに、国や著名人も様々な企画を打ち出してくれました。

星野源さんがSNSに上げた弾き語りに伴奏をつける企画「#うちで踊ろう」

浜崎あゆみさんの楽曲100曲がRemix用に公開された「#Ayumix2020」

水樹奈々さんのアカペラに伴奏を募集した「#水樹奈々とタイマン勝負」

SKY-HIさんのステムデータ(録音データをパートごとにザックリ分けたデータ)を配布した「#Homesession」

back numberさんの人気曲のパラデータ(DLしてみたらステムでした)を配布した「#backnumberREMIX」

など、超著名な方々が、無名クリエイターが名を挙げるきっかけを下さりました。僕は常にSNSを監視して、なるべく最速で乗れるように心がけました。

こう言った一過性の企画は、じっくり作った「良いものが伸びる」わけではなく、「最初に投稿したそこそこ良い作品」が圧倒的シェアを取れます。何故なら、話題のキーワードは検索されるからです。

本当は良いものが評価されて欲しいですが、情報・流行の流れがめちゃくちゃ速いので、SNSでヒットを出すならネタに走るかスピードで勝負しなくてはなりません。

メジャーアーティストだってシングルはタイアップを取るために売れ線セルアウトな曲で、アルバム曲では本来やりたいことをやったりしますよね?同じ戦略がSNSでも有効です。

トレンド戦略で集客して、本当の作品を聞いてもらう。数字を取るには素早いマーケティングが大切です。

実際僕の投稿は、個人的には過去に経験したことが無いくらい伸びました。

「うちで踊ろう」は10万再生以上、浜崎あゆみさん企画も3-4万再生はいきました。(複数のSNSに投稿した合計)

深夜3時に企画に気付き、すぐに作業を開始して朝完成。早朝深夜の投稿は伸びないので昼前くらいに投稿しました。

勿論どの投稿作品も、多くのリスナーがRTボタンを押したくなるように考えて、限られた時間でベストを尽くしました。

この投稿作品を聴いてくれた方から作曲の仕事にも繋がっていますし、本当に沢山の人に音を聞いてもらうことができました。

昼の情報番組「ヒルナンデス」ではテーマ曲を公募していたので、勿論これも応募しました。

800曲を超える応募の中から、採用はまだ決まっていませんが、番組内で演奏映像やインタビューなどを紹介して貰えました。これにより日本全国のお茶の間に音楽を届けることが出来ました。

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東京都の企画「アートにエールを」では、InstagramやYouTubeで大人気のシンガーさんを巻き込んで楽曲・MV制作をしました。僕は共作で作詞編曲とやらせて頂きましたが、これもこの状況でなければ生まれなかった作品です。

その他にメジャーアーティストのコンペ提出、YouTube投稿など暇なようで、ずっと何かしら手を動かしていました。

6月現在、少しずつですが形になってきています。ピンチをチャンスに変える発想です。コロナで収入は一時的に殆どなくなりましたが、給付金もあり、時間もあります。

もし、コロナ禍で絶望しているクリエイター・アーティストさんががこの記事を読んでいたら、是非マネしてみて下さい!

きっとできますし、少し時間はかかりますが、必ず成果は出ます。

今ままで出来なかったらことにチャレンジする時なんです。


今後は少しずつ自粛要請は解除されてきますが、当面は油断できない状況です。7/2にはまた東京の新規感染者が100人を超えてしまいました。

エンタメ業はイメージ商売なので感染者が出る可能性を考えると、ライブには大きなリスクがつきまといます。

当面は給付金を頼りに、今できることを、半年、1年後に進化するための準備をしてみてはいかがでしょうか?


最後に僕が作った企画作品の一部をご紹介します。




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